MATCH PREVIEW
2月に開幕したリーグ戦は、早くも折り返しを迎える。前半戦ラストゲームとなる今節は、C大阪とのアウェイ戦。勝点1差で並ぶ相手であり、ここまで7勝4分7敗の成績を残しているエスパルスにとっては、白星先行ターンを達成するためにも重要な一戦となる。
「3年前にJ1にいた時より、どの相手にもしっかりやれている。そこは自信を持っていいと思う」(乾貴士)
前節、リーグ5試合ぶりに白星を収めたことは、今の自分たちの実力を測るうえでも大きな価値のある1勝だった。J屈指のタレント軍団を相手に身体を張り続けた高橋祐治は、「この結果は、苦しい時期でもみんなが前を向いてやり続けてきたからこそ。それも2連覇中の神戸を相手に勝てたというのは次につながる」と胸を張る。
戦術上の理由で本来の左サイドバックではなく右サイドバックで起用された山原怜音も、「もっと自分たち主導でボールを握られればベストでしたけど、ロングボール主体の相手に対して、セカンドボールの拾い合いに勝ってカウンターという狙いはしっかり体現できた」と頷いた。
一方で、スコアこそ3−2で競り勝ったものの、後半アディショナルタイムの失点で1点差まで追い上げられたという課題も残った
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前日監督コメント
秋葉忠宏監督
ずっと言っていることだが、リーグ前半戦を勝ち越して終わるのか、イーブンで終わるのか、負け越して終わるのか。それは自分たち次第。セレッソはスタッツにも表れているようにボールを動かすのが上手いチームなので、いかに我々らしくボールを奪いに行けるか。そして我々もボールを動かしながらどんどん背後を狙って相手ゴールに迫っていけるか。やり甲斐のある相手だと思うし、非常に楽しみにしている。
前節神戸に勝ったというのも大きいが、その翌日に行われたトレーニングマッチからの反省も踏まえ、今週は非常に良い空気感で練習ができたと感じている。ウォーミングアップから……
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前日選手コメント
住吉ジェラニレショーン選手
セレッソは上手い選手が揃っているなかで、前にはスピードもパワーもある外国籍選手がいて、鋭い飛び出しができる日本人選手もいるし、今まで日本のサッカーを牽引してきた選手もいる。非常にバランスの取れたチームだと思う。僕個人としてはやはり前のアタッカー陣に警戒しなければいけないし、そのアタッカー陣にパスを出すボランチの選手もセンスがあるので、スライドやプレスバックの部分はチームとして警戒したいところ。
セレッソはボールを保持するチームなので、相手ボランチの選手の顔が上がる瞬間が多くなると思う。それに対して自分たちが相手FWより早く反応しなければ、そこから良いパスが出て、スピードやパワーがある選手に持ってかれてしまう。そこには十分に注意したい。
今節がリーグ前半戦最後の試合になるが、個人としてのここまでのパフォーマンスはパッとしない印象。正直、昨季は……
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PLAYERS INTERVIEW
DATA STATS
J1リーグ前半戦最後の相手はセレッソ大阪。今季はオーストラリア出身のアーサー パパス監督が就任し、序盤はやや苦戦したものの直近は4勝1分1敗と調子を上げ、現在は7勝5分7敗(26得点/24失点)の暫定8位。9位のエスパルスとは勝点1差なので、ここで勝てば順位が入れ替わると同時に、前半戦を勝ち越しで締めくくることができる。
C大阪のレーダーチャートを見ると、パスがリーグ2位、シュートが1位で、攻撃の項目は全て平均を越えている。平均ボール支配率も2位(53.9%)と高く、新監督の下で主導権を握って攻撃的に戦うスタイルに変わってきたことがわかる。
1試合平均得点も1.37(4位)で、昨季(1.13点/16位)よりも向上。得点パターンは……
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