MATCH PREVIEW
今節のG大阪戦を皮切りにリーグ後半戦がスタートする。G大阪は第5節のアウェイ対戦で今季初黒星を喫した相手だ。秋葉忠宏監督は、今節を含め1巡目の対戦で勝てなかった相手との対戦が続く6、7月を「リベンジシリーズ」と位置付け、「1シーズンでダブルで負けるというのはやっぱり許されないことだと思うし、同じ相手に負けたくない気持ちは強い」(山原怜音)とチームは結束力を増している。
水曜日に行われた天皇杯初戦は、4−2のスコアで次戦へと駒を進めた。大きな収穫の一つは、今夏加入したばかりのマテウス ブルネッティがスタートから78分までプレーし、左ウイングバックとセンターバックの2つのポジションをこなしたこと。落ち着いたボール捌きで攻守に存在感を放ち、J3の松本山雅FC相手ながら「良いゲームができた」と本人も好感触を自覚している。ともにバックラインを形成した蓮川壮大も、「英語ですごくコミュニケーションを取ってくれるし、左利きだからオープンで持って溜めを作ってくれるので、自分がスペースに上がっていきやすい」と言い、積極的な攻撃参加を度々披露した。
攻撃面ではFWにケガ人が出ている苦しい台所事情の中で……(全文はエスパルスアプリ『プレミアムコンテンツ』へ)
前日監督コメント
秋葉忠宏監督
リーグ後半戦は積み上げてきたものをどれだけブラッシュアップできるか。そのなかで微調整が必要な部分は必ず出てくるし、とくに今で言ったら守備のところ。セットプレーに関しては調整しなければいけないので、積み上げてきたものプラス修正をかけていく。当たり前だが2回目の対戦になると我々も研究するように、相手も研究してくるので、しっかりと対策もしながら、そのうえで我々らしく攻守に超攻撃的、超アグレッシブに行く姿勢は変えずに戦いたい。今さら引いてどうこうしようとは全く思っていないし、我々らしく攻守において主導権を握りにいくフットボールをしたい。
6、7月は前半戦で勝てなかったチーム、かつ3バックのチームが多いので、選手たちには「リベンジシリーズ」だと伝えていて、それに対してどう対策をしていくのか。また選手をどうやりくりするのか……
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前日選手コメント
沖悠哉選手
リーグ前半戦が終わって少し中断期間があり、今はもう早く試合をしたいというのが率直な気持ち。(中断期間中の修正は)結局は一つひとつのプレーにこだわるしかないと思っていたので、シュートに対してもそうだし、一つひとつのプレーを練習から意識して取り組んできた。うちの得点源だったりJリーグや海外サッカーの傾向を見ても、やはりクロスからのシュートは大きな得点、失点源になっている。今はインテンシティやハードワークが求められるからこそ、そういった最後のところももう少し意識する必要が今まで以上にあるのかなと思う。
(セットプレーからの失点に関して監督は「ナーバスになっている」とも表現していたが)確かに失点が続いてしまっているのは良くないことだし……
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PLAYERS INTERVIEW
DATA STATS
後半戦初戦の相手は、5節で対戦して0-1で今季初黒星を喫したガンバ大阪。その時点でG大阪は6位まで上がったが、その後は浮き沈みがあり、直近は3連勝の後に4戦勝ちなしで現在は7勝3分9敗(23得点/27失点)の12位。ただ、9位のエスパルスとは勝点1差で、同じ相手に2敗できないという意味でも絶対に勝ちたい一戦だ。
G大阪のレーダーチャートを見ると、前回対戦時と形は大きく変わっていないが、その中でも変化が目立つのはタックルの多さだ(リーグ1位)。昨季は失点が2番目に少なかったが(1試合平均0.92点)、今季はここまで1試合平均失点が1.42で3番目に多くなっており、守備に綻びが……
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