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【イベントレポート】7月3日(木) 静岡市立清水両河内中学校にて『エスプラス ~食品商社編~』を開催


「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、小中学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ‘ホームタウン次世代育成プロジェクト’です。

7月3日(木) 静岡市立清水両河内中学校にて、クラブパートナーの東海澱粉株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~食品商社編~」を実施しました。

世界と仕事を行う企業を知り、社会に出て必要なチカラについて考える

 まずは、エスパルスについて、知っていることについて簡単な質問を交えながら、エスパルスはサッカーだけの会社ではなく、さまざまな活動を行っており、地域の方やパートナー企業とのつながりを大切にしていることを学びました。次に、東海澱粉の山崎さん、池之上さんをゲスト講師に迎え、東海澱粉という会社についての説明や、パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、「仕事をする時に必要なチカラ」について、一緒に考えていきました。


東海澱粉株式会社は、国内外のネットワークを有し、澱粉をはじめ世界中の食品を中心とした商材を扱う『世界の、食の、総合商社』です。澱粉は、「タピオカ」や「唐揚げ」など私たちにとって身近な様々な食品に使われています。また食品に限らず「ガムテープ」や「ダンボール」など幅広い用途にも使用されていると説明があると、生徒たちからは驚きの声があがりました。


また、時代とともに求められるモノの条件が変わる中で、現在は環境に配慮した食品が重要視されるようになり、東海澱粉が安心安全に配慮していること、様々な側面でSDGsを意識して仕事に取り組んでいることを分かりやすく説明してくれました。

次に、東海澱粉の2人からそれぞれの仕事内容と、仕事をする上で「必要なチカラ」について話しをしてくれました。営業職である池之上さんは、国内や海外の食品をお客様に提案、販売するのが主な仕事で、問題を見つける【課題発見力】を重要視しているそうです。

「お客様自身が気付いていない問題・課題を見つけることで、お客様の役に立てることがたくさんあります。みなさんも学校生活、部活動などで、日ごろから問題・課題を探すクセをつけていくと、きっと大人になったときに役に立つと思います。」と生徒たちに向けてメッセージを頂きました。


総務課の山崎さんは、会社で働く人たちが気持ちよく仕事ができるようにサポートする事が仕事で、分かりやすく伝える【発信力】が大切だと考えているそうです。その理由は、会社で働いている人が総務課に質問する内容は、何をどのようにしたらいいのかわからない事が多いので、どのような事を知りたいのかを丁寧に聞き、分かりやすく伝える事が大切だと考えています、と話してくれました。


質問コーナーでは、「外国語は何語が話せますか」「一番取り扱いが難しかった食品は何ですか」「学生のうちにとっておいた方がいい資格はありますか」など仕事に関することについて、鋭い質問が出ました。また、先生からも「就職先に東海澱粉という会社を選んだ理由は何ですか」「東海澱粉に就職するためにはどんな進路があるか知りたい」など、中学生の皆さんが今後、自分の進路を考えるうえでヒントになるような質問が出てきました。ゲストのお二人はそれらの質問に対して一つ一つ丁寧に答えて授業を終えました。

静岡市立清水両河内中学校2年生の皆様、関係者の皆様、授業にご協力いただきました東海澱粉株式会社の山崎様、池之上様をはじめ、社員の皆様、誠にありがとうございました。


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