非常に良い入りをして、ボールを握りながら、守備のところでも意図的に相手が入れてくるボールを取ってカウンターなど、チャンスを作れていたと思うが、最後のところのアタッキングサードからのボールを追い越す動きとか、ニアゾーンとか、そこをもう少し入っていくことが足りなかった。あとは、失点シーンを含めて、前がかりのところの背後の戻りでやられてしまったと思う。でも、最後にジュニ（栗原イブラヒムジュニア）、川谷（凪）がパワーを持って入ってきて、1点を取ったことをポジティブに考えたい。

――先発メンバーを11人入れ替えたが、その意図は？

もちろん連戦で来ているので、その疲労も考えた。遠征が徳島、そして鳥栖と続くので元気な選手を連れてきたのと、今日出た選手は試合に飢えていたので、そこを期待して選んだ。

――ケガから復帰した選手も多くいたが、連携面はどうだったか？

連携という意味では試合をやっていないので難しいが、（他の選手たちが）遠征に行っているときにユースと練習試合をしながら、コンディションを上げてきた。ただ、まだまだコンディションが上がっていない選手がいると思う。

――今季最多失点となったが、特に修正しなければいけないところは？

アグレッシブに行ったところは良かったと思う。ただ失点してしまったのは良いことではないので、4失点というところは当然修正していかなければいけないと思う。1対1の対応だったり、ボールを寄せ切るところも出てきたが、あと2失点目は後半開始すぐだったので、そこの入りのところは注意しなければいけないし、相手のシュートを（大久保）択生が止めているところに対して、しっかりカバーに入ること。そういう当たり前のことをしっかりやることが一番大事だと思う。