MATCH レポート

2023.8.19 SAT 18:03

明治安田生命J2リーグ 第31節 IAIスタジアム日本平

15:30開場

VS FC町田ゼルビア

  • ロゴ:清水エスパルス

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  • 試合終了
    3
    1 前半 2
    2 後半 0
    2
  • ロゴ:FC町田ゼルビア

    AWAY

44’ カルリーニョス ジュニオ
61’ 乾 貴士
84’ チアゴ サンタナ
4’ 髙橋 大悟
23’ エリキ

ハイライト動画

【DAZN J.LEAGUE ハイライト】8月19日 明治安田生命J2リーグ 第31節 vs FC町田ゼルビア @アイスタ|清水エスパルス公式
【ピックアップクリップ】「GKが弾いたこぼれ球をカルリーニョス ジュニオが押し込んで反撃開始!」8.19 FC町田ゼルビア@アイスタ|清水エスパルス公式
【ピックアップクリップ】「ドリブル独走から乾 貴士が放ったシュートは相手DFに当たりながらもボールはゴールに吸い込まれ同点!!」8.19 FC町田ゼルビア@アイスタ|清水エスパルス公式
【ピックアップクリップ】「西澤 健太からのクロスをニアサイドにいたチアゴ サンタナが頭で合わせて逆転に成功!!!」8.19 FC町田ゼルビア@アイスタ|清水エスパルス公式
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試合後選手コメント

  • 乾 貴士

    今日は自分自身、良くなかったので、あの場面では思い切って仕掛けようと思った。その前も軽い取られ方をしていたので、どうせ悪いなら思い切り行こうと思ってターンからシュートまで行った。ラッキーなところもあったが、ファン・サポーターがあれだけ後押ししてくれたから、ああいうゴールも入ると思う。


    今日の試合は相手が蹴ってくるので、それに合わせて自分たちのサッカーができず、自分たちも前にリスク無しでやってしまっていたところがある。それが2点目を入れられて、もう一度自分たちのやり方でやろうという気持ちになった。そこから自分たちのペースになってきたし、ある程度良い流れでできたと思う。前半で1点を返せたことは大きかった。


    同点ゴールを奪った時間帯も良かったと思う。そこからは押せ押せだったので、もっとつなげる部分もあったが勢いのまま行って良いのかなと思った。監督も勝ち点1という感じではなくて、攻撃を重視した交代とフォーメーションだった。2トップになってターゲットができて(西澤)健太が良いアシストをしたと思う。健太は練習の中から良いボールを上げてチアゴ(サンタナ)が決めたり、良いクロスが上がっていたので練習通りだったと思う。


    ただ、次が大事になると思う。自分は2試合出られないが、みんなに頑張ってもらえるように良い練習相手になれるようにやりたい。




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  • チアゴ サンタナ

    得点を決めることができて非常にうれしい。西澤選手がグラウンドに入った瞬間には、自分と(オ)セフンの2トップにクロスが入ればチャンスになるということを伝えた。西澤選手の素晴らしいクロスから得点を決めることができて良かったと思う。


    相手は引き分けでも良い状況で、残念ながら立ち上がりに失点をしてしまった。前半に関しては自分たちにとっては良くなかったが、ハーフタイムでは全員で細かいところを修正して、後半で逆転できて良かった。


    ゴールの瞬間は嬉しかったしサポーターの方々と喜び合いたかった。それに加え、このゴールは自分の息子にプレゼントしたい。息子が病気になって、今は回復しているが自分の人生の中で辛い時期を過ごしていた。家に帰ってから息子、そして娘と一緒に喜びたい。


    昇格するために今日の試合は絶対に落とせない試合だった。こうやってみんなが期待に応えて良かったと思うし、これからの試合も頑張っていきたい。




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  • 西澤 健太

    素晴らしい雰囲気を作ってもらった中で立ち上がりに失点してしまった。ただそこで諦める選手は誰もいなかったし、サポーターもそうだったと思う。必ずチャンスがあるなと思いながら試合を進めていく中で、それをベンチで見ていた。徐々に自分たちのサッカーができるようになってきてからは、自信を持ってボールを動かしながらゴールに迫ることができたと思う。何より前半で1点を取れたところが大きかった。相手のサッカーに付き合わない、自分たちのやりたいところをやり続けるという部分。最初はできなかったが、時間が経つにつれて自分たちがやりたいことがやれるようになったというのは試合の中で成長したところだと思う。


    (入る時には)少し間延びしているというか、中盤にスペースがあるのは自分がアップしている時にも分かっていた。それが秋葉(忠宏)監督からの指示でもあったし、距離感良くボールを受けてサイドに散らせて、そこからのクロスだったり、中に特徴のある2人がいるので合わせるんだというのをイメージしながらゲームに入った。今週1週間、練習でも良いボールを上げられていたので、中の選手が信じて入ってくれていたのがゴールにつながった。


    (ピッチに入って3分で結果を残したのは)できすぎな部分もある。今までなかなか結果を出せずにベンチ外になることもあったが、自分の良さはしぶとさだったり下を向かずにやり続けるというとこだと自負しているので、これからもどんな状況になろうともチームの力になれるようにやりたい。



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試合後監督コメント

ロゴ:清水エスパルス
清水エスパルス
秋葉 忠宏 監督

これがあるからフットボールはやめられない。このメンタル的にキツい中、普通であればイライラしたり、熱くなっても仕方ない状況で監督だけが熱くなって選手は冷静だった。この状況を0-2からひっくり返して見せる選手のたくましさ、タフさ、冷静さ。最後の最後まで後押ししてくれて、逆転を可能にしてくれたのは1万7900人以上のスタジアムの雰囲気、空気。我々とともに戦って必ず昇格するんだ、町田を倒すんだというスタジアムの温度が、我々を最後の最後まで突き動かしてくれた。


最後はメンバーに入れない中で、西澤健太が毎日毎日、必死にトレーニングしていたこと。アカデミー出身で、クラブの偉大さ、素晴らしさをずっと見続けていた健太が、最後にこういう仕事をするんだなと思った。出ている11人とか、メンバーに入った18人だけではなくて、サポーター・ファミリー含めて一体となって良い流れと勢いが出ている。これを大切にしながらやっていきいたい。まだまだ我々は3位で何も勝ち取っていないので、残り試合、最後の最後まで勝ち続け、我々が逆転で昇格できるように、チャンピオンになれるように引き続きやっていきたい。


――前半町田に握られて苦しい試合だったと思うが?


唯一反省しなければいけないのはゲームの入りのところ。簡単にクロス2つで、なんてこと無いところからゴールが生まれてしまった。そこは集中力の無さとしか見えないので、本来彼らが持っている力からするとあれはしっかりと弾かなければいけない。クロスを上げさせずに集中して弾き返すこと。そこは今まで3試合連続でできていた中で、こうしたビッグゲームでやってしまうというところは唯一、このゲームの反省点だと思う。そこだけは全員で見直したい。こうした劇的なゲームは何度も何度も起こせるものではないので、ゲームの入りや堅さの部分。我々はゼロで抑えて、たくさん点を取るというのが自分が目指しているフットボールなので、そこができ体現できるように気を引き締め直して秋田に向かっていきたいと思う。


――0-2になってから選手たちの表情は?


あれだけセルフコントロール、メンタルコントロールしようと言っていた中で、カードをもらったことを含めて少しイライラしていたが、0-2になったことで開き直ってより選手たちを落ち着かせてくれた。プレータイムを増やしてやっていくしかないと選手たちから話していて、もう一度自分たちがやるべきことをやろう、町田と同じことをするのではなくて、我々がやってきたフットボールを貫こうという話をしていた。それを体現して見せてくれた。その胆力、タフさ、メンタルの強さ、僕よりも選手たちはよっぽど大人で洗練された選手たちだと思う。






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