2025.9.23 TUE 18:03
明治安田J1リーグ 第31節 IAIスタジアム日本平
VS 浦和レッズ
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試合終了
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AWAY
COMMENT
監督・選手コメント
試合後監督コメント
試合後選手コメント

(今季リーグ初先発だったが)まだこれから。出ている時間は短いので、ここから長い時間使ってもらえるようにまたアピールしていきたい。
自分がシュートを打った場面もそうだが決めきることが大事だったし、前半の最後のほうは相手にボールを持たれてなかなかボールを受ける回数が少なかったが、何とか自分のところで時間を作ることが課題というか、もう少しチームを助けられたら良かった。
(上手く前を向くシーンをたくさん作れていたが)練習から意識はしていたし、それが試合で出たのは次につながる。ああいうシーンがゴールに直結するようにやっていきたい。

危ないシーンもいくつかあったが、そこを乗り越えてゼロで抑えられた試合が3試合あって、チームとしてはみんなで身体を張って守れたのではないかと思う。3バックをやっている以上、秋葉監督のサッカーでは前でボールを取りたいという狙いがあるので、3バックのスライドは必要不可欠な仕事。サイドバック的な立ち位置になってそこから奪ってカウンターというのは広島時代からやっていたし、秋葉監督にも3バックの上がりを求められている。自分はそれほど・・・(全文はエスパルスアプリ)

(古巣戦だったが)結果が出ていないので悔しい。個人的には前回対戦よりも気負わずやれたと思う。前回は埼スタだったということもあったが、今回はアイスタで、それでも正直いつもと少し感覚が違う感じはあったが、徐々に慣らしていけたと思う。
(前半の後半にリズムが悪くなったのはプレスをハメられなくなったからか)いや、感覚はハマっているが、後ろの選手は連戦というのもあるし、ラインも上がらず、前はプレッシャーに行っても・・・(全文はエスパルスアプリ)

(古巣対戦だったが)2カ月前まで在籍していて、僕自身あまり試合に出られず悔しい想いをしてきたので、自分のゴールで勝ちたかったという気持ちはもちろんあったが、試合に入る時はいつもどおり平常心でということを本当に意識して入った。
前半はボールを握る時間帯が長く、決めきるチャンスもあったが、ゴールに行くまでの過程は改善していかなければいけない。相手にも決定機があった中で・・・(全文はエスパルスアプリ)

結果を見れば無失点で終わることはすごく嬉しいし、チームとしてやってきたことが間違っていないという証明にもなるので、結果のところは素直に良く受け止めている。もちろん勝点3が欲しいが、最低限勝点1を取るということはリーグ戦を戦っていくうえで大事なことだし、プラスに考えてもいいのかなと思っている。
(ペナルティエリア内からのシュートのセーブ率が高いが)特別意識していることはない。基本に忠実に無駄なことをせず・・・(全文はエスパルスアプリ)

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MATCH REVIEW
マッチレビュー

前節から中2日、秋葉忠宏監督は連戦を考慮し、京都戦からスタメン5人を入れ替えた。2試合連続でクリーンシートを実現したGKと最終ラインはそのままに、右ウインバックに北爪健吾、ボランチに宮本航汰、2シャドーには古巣戦となる松崎快と加入後初スタメンとなる小塚和季を起用。1トップには7試合ぶりにキャプテンの北川航也が配置された。
対する浦和は2連敗中ながら、わずかに逆転優勝の可能性を残しているだけに士気は高いだろう。前回対戦では1-2で敗れており、エスパルスとしてはホームでリベンジを果たしたい一戦でもあった。
試合の入りは良好だった。両サイドを起点に高い位置に攻め入ると、センターバックの果敢な攻撃参加も勢いを助長し、相手陣内で試合を進めていく。10分にはエリア手前で受けた松崎が左足ミドルを放つなど、立ち上がりからゴールに向かう意識は強かった。
一方で背後を狙う浦和のロングフィードを確実に処理すると、後方から素早くつないでプレス回避からも、いい形を作り出していく。ビルドアップとハイプレスを織り交ぜながら、相手ゴールへと迫っていった。
しかし25分も過ぎたあたりから、徐々に浦和にボールを保持される時間が増えていく・・・ 続きはエスパルスアプリで

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本当に選手はよく戦ってくれたし、このアイスタまで17,000人以上のサポーターファミリーが来てくれたことには非常に感謝している。もちろん評価に値するゲームではあったが、監督としては非常に葛藤するゲームであった。
失点ゼロが続いているが、我々が積み上げてきた、やってきたフットボールは下がらずに前からもっと圧力をかけていく。攻守にコンパクトにして前から行くフットボールをやってきた中で、この相反する結果になっているということが非常に歯がゆいというか、ジレンマを感じるゲームが続いている。
最後のところ引きこもって亀のように守ればゼロで抑えることはできるが、前に出ていくパワーだとか、ゴールへは遠くなる。ホームにも関わらず、シュートチャンスが作れない。もっと言えば一つ外せば、前の選手がそこさえ外せばチャンスまでいくというところで潰される。
それは、もっと力強さだったり判断力だったり、個の力なのか。それともやはり守備でパワーを使わされて、攻撃のときの大事なところで力が残ってないのか。非常に葛藤する、ジレンマを感じるゲームになってしまった。
我々は残留するだけとか、中位ぐらいでいいのであればこのフットボールでいいと思うが、私が監督として目指しているフットボールはやはり3位以内でACLを覗いていく、チャンピオンにいずれなるというフットボールをJ2からずっと積み上げてきた中で、このジレンマに今陥っており、どう修正していくのか。しっかりとゼロで抑えるという素晴らしい成果を上げている。しかし、実際に複数得点がなく、シュート数が常に1桁台であり、非常にこのジレンマに陥っている。
やはりトップ3、チャンピオンになろうと思ったらこのフットボールは望んでいないし、J2でそういうフットボールはしてこなかった。中3日しかなくトレーニングができない中でどう修正していくのか、もう一度コーチングスタッフ、選手ともしっかりと意見交換をしながら、未来のチャンピオンになるにふさわしいフットボールが展開できるように、折り合いをつけながらやっていきたい。
――前半の半分ぐらいまではかなりシュートチャンスを作れていた。
単純に元気だった。浦和さんは前節ホームで5万人以上の鹿島アントラーズとのパワーとテンションを使うゲームをやって中2日でアウェイに乗り込んできて、アップのところから重たいなと感じていた。いっぽう我々は5枚フレッシュな選手を入れ、ホームの利を生かして、立ち上がりはやはり良かった、狙い通りだと思っていたが、時間とともに前へ行かなくなり、どんどん後ろが重たくなっていった。だからボールが奪えない。奪ったとしてもゴールから遠い。それを相手に奪い返されるという繰り返しであった。言ったように失点ゼロだけを考えたらいいのかもしれないが、我々のやってきた望むフットボールではない。
――勝点1を拾えたという印象か。
今日、浦和に勝って勝点5差にするという話をしていたし、我々は上を目指して戦う、残留争いなんて全くもう頭にないという話をしている。いかに我々の価値を証明するか。10位のチームなのか、18位のチームなのか、14位のチームなのか、それとも7、8、9位、もっと言えばトップ5に入っていくのか。
まだ何も諦めていなかったし、今日勝って5ポイント差になれば我々はもっと上を狙っていけるゲームだったが、ホームでできなかったことが1番悔いが残り、ジレンマがある。もっと勇気を持って前から行かせてあげられなかった、自分の力のなさを非常に不甲斐なく思う。
この2年間J2とはいえ積み上げてきたもの、実際に成果を上げてきた。これをあとはJ1の舞台で堂々とやるだけ。正直言うと2年間やってきたようなフットボールではないので、そこはもう一度選手と話をしながらどう折り合いをつけながらやっていくのか、また中3日で考えてやりたい。
――ハーフタイムの指示は。
もう一度前から行こう、勇気を持ってコンパクトにしながら、縦ずれ横ずれしながら行こうと。後ろに一人余っていれば常に楽だが、プレッシングをかけるのに後ろが余っていてはプレッシングをかけることは難しい。まして、前から行こうと思ったらゴールキーパーを入れたら常に数的不利の中でも行かなきゃいけない中で、後ろが1人余っていてはプレッシングがはまるわけはない。
もちろん90分間全部はいけないし、その使い分けはするが、ホームであれだけ押し込まれて引いてしまう時間が多いのは望んでいるフットボールではない。もっと高みを目指す、チャンピオンを目指す、トップ3に入ってくってことを考えたら、もっと強者のフットボールができるように、しっかりと上を目指せるフットボールができるように、またやっていきたい。
――押し込まれ試合は今日に限った話ではない。今日の浦和相手に不足していた部分は。
どのゲームもそうだが、結局勇気を持って同数でも行かなければ、言ったように3バックという名の5バックになれば、相手が特に4枚で来てくれたら前で5対4ができる。そのままだったらいつまでたってもプレッシャーかからないということを、どうやって同数に持ってくか、どうはめに行くのかというトレーニングをやっているが、残念ながらディフェンディングサード、ゴール前の守備ばかりになってしまい、トレーニングでやっている前からのプレッシングがかかるシーンがほとんどなかった。
もちろん今、4試合失点ゼロで収まっているからこそ、選手の心理としては十分守れているでしょというのは分かるが、そうなると点が取れなくて面白くない。我々の超攻撃的、超アグレッシブは、守備でもそういうところを見せたいからやっている。このままではただ、穴熊のように守って守って、なんとか虎の子の1点を守りましょうというフットボールは望んでいない。
強者のフットボールをやるからこそ個人としてもチームとしても成長すると思っている。ただ殴られ続けるというのは成長の角度も速度も上がらないと思っているので、もう一度しっかりと選手と話をしながら、落としどころを見つけて我々らしく戦いたい。
――小塚(和季)選手を先発起用した理由と評価。
怪我が続いていた中で、ようやくコンディションが上がってきたということ。そうなれば彼はあれだけの落ち着きと技術と視野の広さみたいなもの、これまでにはないシャドーで能力を持っている、いい武器を持っている選手。和季らしくいろんなところに顔を出しながら視野広く、誰もが「お、そこ出すの」、「そこ見えてんの」というようなプレーをする。今日、久しぶりの先発とは思えないほど経験や年齢から来る落ち着きがあった。ゲームに対する最高の準備をしていたからこそのハイパフォーマンス、なのかどうかは彼にしか分からないが、我々としては非常に評価する。頼もしい選手が戻ってきたなと思う。常に前は2セット欲しいと思っていた中で、彼はどのポジションに入ってもいいアクセントつけてくれ、今までにない攻撃の形を持たしてくれる。あとは、アシストかゴールか、数字をつけてしっかりと結果を出してほしいと思う。