MATCH レポート

2025.11.9 SUN 15:03

明治安田J1リーグ 第36節 IAIスタジアム日本平

12:30開場

VS セレッソ大阪

  • ロゴ:清水エスパルス

    HOME

  • 試合終了
    1
    0 前半 3
    1 後半 1
    4
  • ロゴ:セレッソ大阪

    AWAY

84’ 乾 貴士
3’ ラファエル ハットン
11’ ヴィトール ブエノ
42’ ラファエル ハットン
90+3’ 古山 兼悟

COMMENT

監督・選手コメント

試合後監督コメント

監督
秋葉 忠宏
TADAHIRO AKIBA

もう何も話すことがないぐらい。前々節の川崎戦でああいう立ち上がり、ぬるい入りをしてやられた中で、前節たった1試合、東京V戦に勝って良くなっただけで、すぐ忘れる。今まで見てきた中で、あんなに必死にプレーしていない、泥臭さも必死さも死に物狂いさも全く見えない。ただ格好つけてプレーしている。だから3点も4点も取られる。何の成長も未来も見えない。何より、この雨の寒い中、見に来てくれているサポーターファミリーに、大変失礼なゲームしたと思っている。私のスタメン選びから、もう一度考え直さなければいけない。残留が決まったからといって、力のある選手やベテランに我慢してもらった中で、こんなスタメンを選んだらやはりこうなるのだと思った。やはり普段のトレーニングから必死になってやっている、死に物狂いでやっている選手を使おうと思う。

明日また練習試合があるが、そう言ったものを見せてくれる選手を使わなければこういう様になるってことはよく分かったし、もう二度とこういう使い方したくないと肝に銘じさせられるゲームになった。やはりトレーニングは嘘をつかないと思うので、もう一度トレーニングの質を見直し、誰が必死になってやっているかをしっかりと自分の目で確認して確かめながら、そういった選手をスタメンで使っていこうと思う。


――前半27分で交代した2人はどういった部分が足りなくて交代させたか

なんだったらすぐ代えたかった。必死にやらない、ボールは奪いに行かない、抜かれても戻らない、イージーミスはする、つるつる転んでいる。どれを取っても満足するプレーじゃない。プロのレベルであんなイージーミスしてゲームを壊されたら、それはセレッソ(大阪)や(川崎)フロンターレは見逃してはくれないし、そのあと必死になってプレーしているのかが私には全く見えなかった。トレーニングから、やはりああいう選手使っちゃいけないなと本当に反省している。もっともっと集中力高く、必死になってやっている、力のある選手がプロの舞台に立つんだなと本当に教えられたので、二度とこういうことがないように私自身やりたいと思う。



――先ほどの選手交代の後の70分間ほどの過ごし方。スコアだけ見ると1-2だが、監督の評価は。

もう必死になってやるかどうか。死に物狂いで泥臭く、必死になって必死になって、格好悪いだろうがなんだろうが、死に物狂いでやって初めて勝てるかどうかのゲームだった中で、あんな格好つけているような、戻らない、走らない、技術はない、つるつる滑っている。そんなチームは勝てるわけはない。ああやって必死にやっていても、1-2だったかもしれないし、もっと取られたかもしれない。そういうレベルで我々はやってるんだ、そういうステージでやってるんだ、いつまでもJ2じゃないんだという、そういう認識をしっかり持たなければいけない。

そういう意識を川崎戦で教えられたにも関わらず、すぐこうなる。私の普段のトレーニングの仕方やメンタリティも、残留が決まったぐらいでこうもぬるくなる。昨日、鹿島(アントラーズ)や柏(レイソル)は必死になっているプレーを目の当たりしているからこそ、もっともっと私も指導力上げ、より緊張感持たせなければ、何の成長も未来も見えないし、何も変わらない。こんなゲームいくらやっても、こんな姿勢だったら何も一つ得るものはない。

とにかくトレーニングの量、トレーニングでの緊張感、メンタリティ、そういうことを含めて、やはり技術力がなかったら当たり前にこのレベルで試合なんか出られない。あんなイージーミスを多くするような選手は二度と使わないように気をつけたい。



試合後選手コメント

33
乾 貴士
TAKASHI INUI

川崎戦と同じような感じで前半でゲームを決められてしまったと思うし、4バックにした時にとくに失点が多い。今日もそのような形になってしまった。C大阪は自分にとって特別なクラブであることは変わりないし、強い想いはあった。ただ、自分が入る時にはもう0−3だったので、とにかく1点でも取っていこうという気持ちで必死にやろうと思った。

ゴールシーンは(髙橋)利樹からパスが出てどフリーだったので、思い切って打ってみた。上手く良いところに飛んでくれたかなと思う。中に良い形で持ち出せたし、相手DFの寄せも甘かったので、ファーサイドに打てば何か起こるかなと思った。アイスタで点が取れたのは・・・



28
吉田 豊
YUTAKA YOSHIDA

ケガではないケースでこんなに早い時間に途中出場したのは、過去に1回か2回あるかどうかぐらい。10分過ぎぐらいには声を掛けられていて、驚きながら出る準備をした。(途中投入の意図としては)やはり3点目を取られたくないというところがあったと思うので、そういう指示を受けながら試合に入った。

自分が入った時にはまずポジティブな声を出しながら・・・


38
髙橋 利樹
TOSHIKI TAKAHASHI

セレッソが強かったというよりも自分たちの入りが甘くて、川崎戦で本当に痛い思いをしたし、あの試合を繰り返してはいけなかったという意味で、本当にちゃんとこの試合に向けてしっかり準備できていたのかという部分は自分を含め向き合わなければいけない。

ずっと3バックでやってきた中で、4−4−2の難しさは練習の中でも課題が出ていて・・・



4
蓮川 壮大
SODAI HASUKAWA

もちろん選手たちの気持ちが入ってないわけがないというのは当然のことだが、それをプレーで見せるという部分は全員がもう一度見つめ直さなければいけない。4バックに変わって多少難しいところもあったが、シーズンの当初は4バックでやっていたわけで、場面場面で一対一になるシーンが結構あったので、もう一度スライドのところとマークの受け渡しやコンパクトさについては次節に向けて2週間しっかり準備して・・・

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MATCH REVIEW

マッチレビュー

猛攻を仕掛けた後半に乾が一矢を報いるも、C大阪に再び4失点の完敗
前節、東京Vにしたたかに勝利し、J1残留を確定させたエスパルスは、2週間ぶりの一戦でホームにC大阪を迎えた。残留というひとつの目標を達成したエスパルスにとって、この一戦は来季につながる戦いとしたかった。

秋葉忠宏監督は今季初となる4-4-2の布陣を採用。GKに梅田透吾、4バックは右から高木践、住吉ジェラニレショーン、蓮川壮大、山原怜音が並び、2ボランチは嶋本悠大とマテウス ブエノが形成。中盤2列目は右に松崎快、左にカピシャーバを配置し、最前線では髙橋利樹と北川航也がコンビを組んでいる。

対戦相手のC大阪は2連勝中で10位に位置する。現在13位のエスパルスにとって、もうひとつの目標である10位に到達するには、この試合での勝点3の確保は絶対条件と言えた。さらにC大阪には6月の対戦で2-4と敗れている。そのリベンジを果たすためにも、勝利こそが求められた。

雨が降りしきる生憎の天候の中、エスパルスは立ち上がりから劣勢を強いられた。卓越したパスワークと強烈な外国籍選手を前線に擁するC大阪に押し込まれる展開が続く。そして3分にはシュートのこぼれ球をラファエル ハットンに押し込まれ、早々に先制点を許してしまった。

さらに11分にもミドルシュートの跳ね返りをヴィトール ブエノに詰められて、いきなり2点のビハインドを負った。
どこか、既視感のある光景だった・・・。 続きはエスパルスアプリで
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【ピックアップゴール】「自ら起点を作った乾 貴士が受け直し、狭い角度から意地の一撃でネットを揺らす。」11.9 C大阪 @アイスタ|清水エスパルス公式

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