【イベントレポート】11月1日(月) 静岡市立長田東小学校にて『エスプラス～食品商社編～』を開催

2021/11/15

クラブ

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エスプラス

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『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。

イベントレポート

11月1日(月) 静岡市立長田東小学校にて、クラブパートナーの東海澱粉株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業～食品商社編～」を実施しました。

最初に、「サッカーやエスパルスを通した地域（会社・市民）との関わりを考えよう」というテーマでエスパルスとパートナー企業、地域とのつながりを考えました。そして東海澱粉の箱田さん、遠藤さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラ」や「地元で働くこと」について学びました。クイズを交えた企業紹介の後、パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、またご自身が仕事をする上で「必要なチカラ」は何かなど、小学生にも分かりやすくお話していただきました。

澱粉がどのようなものか、どのような食品に使われているかなど問いかけながら進む授業内容に、児童の驚きの声や納得の表情がうかがえました。また、普段直接触ることのない、澱粉の形状の違いに興味深い様子で触れていました。

昔と今とでは、消費者が求めるものも「安いもの」から「体にいいもの」さらには、「環境にやさしいもの」と変化する中で、東海澱粉が取り組むSDGｓも分かりやすく紹介してくれました。

続いてお二人から、仕事内容やそれぞれの仕事をするうえで大切なことを教えてもらいました。

遠藤さんより「お客様の要望にいかに応えられるか、例えば、お客様が柔らかいパンを求めれば、よりやわらかいパンになる澱粉を選んで試作するなどして、問題点を解決しています。試作を繰り返しても１回で成功することはありません。何度も繰り返し問題点を解決し、お客様の要望に応えている。問題を見つける『課題発見力』が私の仕事におけるもっとも大事な事と考えています。皆さんもクラスのみんなと協力していろんな事に挑戦してもらいたいと思います。」

次に、箱田さんより、「私の仕事は買付をして販売することです。私が仕事を進める中で大切に考えていることは、進んで取り組む『行動力』です。小豆のように産地の少ない農産物を自ら探し出して流通させるなどの行動力が重要になってくるからです。何か行動を起こす時に、ささいなことがきっかけとなることがあると思うので、今日の授業もこれからみんなが何かをやるきっかけになったら嬉しいです。」と締めくくりました。

静岡市立長田東小学校6年生の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。