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【イベントレポート】6月21日(火) 富士市立広見小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士市版~ リサイクル企業編』を開催 (協力:コアレックス信栄株式会社)

6月21日(火) 富士市立広見小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士市版~』を開催しました。

『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。


企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生105名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。

授業では、初めに「サッカーやエスパルスを通した地域(企業・市民)との関わりを考えよう」をテーマに、エスパルスとパートナー企業、地域にはどのようなつながりがあるのかを考えました。その後コアレックス信栄の宇佐美貴史さん、佐野二郎さんをゲスト講師に迎え、「地元企業で働くこと」「大人になって仕事をする時に必要なチカラ」について学びました。


コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。今回の授業では、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』を考えながら地元企業であるコアレックスの取り組みについて理解を深めました。


授業の中で児童たちは、パルプ製トイレットペーパーと再生紙トイレットペーパーの触り比べクイズにチャレンジし、品質や触り心地にほとんど差がないことを知った多くの児童から「これだったらリサイクルしたトイレットペーパーを使った方がいいよね。」と声が上がりました。

また、コアレックスが東京オリンピック・パラリンピックの選手村などで使用された紙皿や紙コップを回収し、トイレットペーパーへとリサイクルしていたことを知り、地元の富士市にある企業が世界で活躍していることに驚きの表情を浮かべていました。


総合企画室に所属する宇佐美さんが、「リサイクルされたものをつかうことが本当のリサイクルです。皆さんも、何かをリサイクルに出して終わるのでなく、リサイクルで出来たものをしっかりと使うようにしましょう。」と話すと、子どもたちは真剣にメモを取っていました。

そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で管理職をされている佐野さんにお話をしていただきました。その中で佐野さんは、『進んで取り組む/主体性』の大切さについて、「仕事をする上で必要なチカラは色々あります。課題を見つける力、新しいものを生み出す力、分かりやすく伝える力などはすべて必要な力です。ただ、色々なことの土台はすべて自分から進んで取り組むこと、主体性が必要になります。自分から何事にも積極的に行動することを意識して学校生活を送ってください。」と児童たちにメッセージを伝えました。


授業終了後、代表の児童から「環境のためにリサイクルされたものを使うことの大切さがわかった。これからは、リサイクルされた製品を選んで買うようにしたい。」という感想があり、地元企業の環境に配慮した取り組みや技術力の高さについて理解が深まったようでした。

広見小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。 授業にご協力いただきましたコアレックス信栄株式会社の宇佐美様、佐野様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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