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4日目、このキャンプ最初の練習試合、ロアッソ熊本戦の前日練習となった。
「この2、3週間で積み上げてきたものがある。良い準備をして、明日の練習試合を良いものにしよう」
というゼ リカルド監督からの話があったように、熊本戦に向けて実戦的な練習がこの日のメインだった。
ウォーミングアップ後、フルピッチの3分の2ほどの少し短めのコートで10対10のミニゲーム。権田修一から「熊本は前から人数をかけてくるから、イメージして」という声が飛ぶなど、選手たちは相手を想定しながらゲームを行った。
その中で、存在感を見せていたのは中山克広だ。クロスバー直撃のミドルシュート、さらには北爪健吾のシュートのこぼれ球に詰め、さらには相手陣内でボールを受けると自ら仕掛けてエリア内でファウルを獲得。
「ボールが集まってくるということは、良い流れは来ていると思う。ただ、決めきらなければいけない」
と課題も口にするが、調子は良さそうだ。
一通りゲームの流れを確認すると、今度は細部に渡る戦術のすり合わせに入る。スローインの際の周りの選手の動き方、どこにボールを入れるかの確認。守備陣が相手に裏を取られたときのポジショニング、ゴールキック時のオプション、そしてコーナーキックの確認。
最後は、両ゴールに分かれて直接フリーキックの練習となった。この時間はリラックスしながらだったが、多くの選手がキッカーをつとめ、ダミー人形によって作られた壁に対峙し、楽しみながらゴールを狙った。加えてPKの練習まで抜かりなく行われ、明日に向けての準備を徹底した。
熊本戦は明日30日、鹿児島ふれあいスポーツランドで12時にキックオフの予定。
また、全体練習は午前のみだったが、15時から屋内運動場で行われたトークイベントに権田が参加。鹿児島市内の少年団8チームから選ばれた5、6年生30人に向けて、自らの経験や考えを、子どもたちの目線に立って語った。
拍手で迎えられた権田は、「まずは元気が大事なので、挨拶をしっかりしましょう」と話し始める。自己紹介から、サッカーを始めたきっかけ、日本代表としてワールドカップに出場して感じたこと、また鹿児島の印象については食べ物が美味しいことや、人々の優しさについてなどを語った。
その後、子どもたちから、「リフティングは何回できますか?」という質問には「それは俺にしちゃいけない質問」と笑いながら反応したが、少年時代に苦手なリフティングを練習した過去を振り返り、目標を持つ大切さを話していた。
参加した子どもたち全員にサイン入りの練習着、レジャーシートがプレゼントされ、最後に記念撮影をして終了。
参加した一人は、「今日より明日の方が上手くなれるようにしている」という話に感銘を受けたようで、「夢は世界で一番上手い選手になりたい」と目を輝かせて話していた。
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