NEWSニュース

【イベントレポート】8月9日(水)『ま・あ・る×静岡市×エスパルス やさしい日本語講座』にオ セフン選手が参加

8月9日(水)清水ふれあいホールにて開催された『ま・あ・る×静岡市×エスパルス やさしい日本語講座』に清水エスパルスのオ セフン選手が参加しました。

「やさしい日本語」は外国人や子ども、高齢者など誰にでも伝わりやすいよう、簡単にした日本語です。外国人でも理解できる「易しい」言葉、そして日本人と外国人がお互いに歩み寄ることで成立する「優しい」言葉で、これからの共生社会に必要な共通言語となります。

講座では初めに、名古屋出入国在留管理局の高島さんより、やさしい日本語についての説明と静岡市に住む外国人についてお話いただきました。静岡市には現在約11,500人 90の国と地域の外国人が住んでいます。入管が行った調査では、約8割の在留外国人が日常生活に困らない程度の日本語ができると回答しており、やさしい日本語はコミュニケーションをとる際にとても役立ちます。

やさしい日本語のポイントは、『短い文で、はっきり、ゆっくり、簡単な言葉で伝えること』です。参加者の皆さんはワークシートで「登校」「食事」「避難訓練」などといった言葉を書き換える練習や、「できるだけ公共交通機関を使ってご来場ください」や「ただちに高台に避難してください」といった文章にも挑戦し、少しずつやさしい日本語に慣れていきました。

後半はいよいよオ セフン選手が登場です。参加者はチームに分かれ、「試合前の食事内容は?」や「休日の過ごし方は?」、「好きな日本語やよく使う日本語は?」といった質問をやさしい日本語に書き換えました。選手が会場入りすると大きな拍手で迎えられ、自己紹介とリフティングを披露すると、参加者の皆さんはとてもワクワクした様子でした。

そして代表者が少し緊張気味に先ほどやさしい日本語に変換した質問を発表し、オセフン選手が日本語や韓国語で分かりやすく答えていきました。

質問コーナーでは、「韓国でおすすめの場所はどこですか?」「好きな音楽はありますか?」「仲の良い選手は誰ですか?」「どうしたら背が高くなりますか?」「サッカーは韓国語でどう言いますか?」などたくさん質問が挙がり、オ セフン選手は1つ1つ丁寧に答えました。

最後にオ セフン選手は「このようなやさしい日本語講座を開催し、招待いただきありがとうございます。参加してくれた学生や保護者の皆さんと会話し、ファンの想いを感じることができました。ここでの経験を今後に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。」とメッセージを送り、和やかな雰囲気で講座は終了となりました。

参加者からは「祖父母の家が静岡にあり、エスパルスや静岡市が好きで今日は遠方から参加しました。このような企画は魅力的ですごく楽しかったのでまた参加したいです。(高校生)」「日本語を簡単にすることが意外と難しくてびっくりしましたが楽しかったです。やさしい日本語に上手に言い換えることができました。(小学生)」といった感想をいただきました。

ご参加いただいた皆様、静岡市こどもクリエイティブタウンま・あ・る、静岡市 国際交流課、名古屋出入国在留管理局の皆様、ありがとうございました。今後もエスパルスは多文化共生推進に取り組んでまいります。

ニュース一覧

more

あなたにオススメのニュース