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【イベントレポート】12月14日(木) 静岡市立東豊田小学校にて『エスプラス ~教科+キャリア教育~』を開催

『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校・高等学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業の方を講師に迎える授業やエスパルス選手・スタッフの授業も展開いたします。


12月14日(木) 静岡市立東豊田小学校にて、権田修一選手を講師に「エスプラス~サッカーを科学的に考えてみよう~ 」を実施しました。


最初に、エスパルスについてのクイズを行った後、権田選手が体育館に登場すると児童からは驚きと喜びの声が広がりました。小学生の時にはすでに170㎝あったという権田選手の話から、食事や規則正しい生活の大切さが伝わりました。その後、本日の「サッカーを科学的に考えてみよう」をテーマに、サッカーをプレーするのに算数や理科が深く関わっていることについて学びました。


「シュートと算数の関係」では、ゴールまでの距離やボールの速さを考えながら、PK時のGKの反応速度について学びました。ボールの速さを知るために、権田選手がシュートを披露すると、プロのスピードや衝撃音を目の前で体感した子どもたちからは、「時速100キロを超えていそう」「車より速そう」など驚きの声を挙がっていました。


次に、「シュートと理科の関係」では、身体の構造やサッカーに必要な筋肉について学びました。サッカーをやる中で特に大切な筋肉について、権田選手は「どの筋肉も大事だけど、指のような小さな筋肉では大きな力が出せない。大きな力を出すにはたくさんの筋肉を使う体幹が大事です」と説明し、遊びの中で楽しく体幹などを鍛えることができる押し相撲を紹介し、児童たちはペアを作って実際に体験しました。


授業を通して、サッカー選手は、感性だけでなく科学やデータを上手に活用していくチカラも大切で、小学生が普段何気なく学んでいる算数や理科の内容が、実はサッカーやスポーツとも関係が深いことが分かりました。

質問コーナーでは、「大変な練習は何ですか」「体を作るためにはどんなものを食べていますか」など次々と質問が出され、「どのくらいサッカーの練習をしていますか」の質問には、権田選手が「長くて2時間ぐらいです」と答えると、児童たちはその短さに驚いていましたが、「運動も学習も限られた時間の中で集中することが大切なので、真剣に練習すれば2時間でも十分です。」と説明すると、児童たちは納得しながら真剣にメモをしていました。最後には、権田選手と児童たちで記念撮影を行い、授業を締めくくりました。

静岡市立東豊田小学校6年生の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。

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