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【イベントレポート】5月27日(月) 富士宮市立上野小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~ リサイクル企業編』を開催 (協力:コアレックス信栄株式会社)


『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市、ファミリータウン市町で実施しています。

触って、見て、環境について考える!

5/27(月) 富士宮市立上野小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~』を開催しました。


企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス三栄株式会社(富士宮市)、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生38名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。


コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。エスパルスと協働で子どもたちに下敷きを配布しており、また市内の小学校に雑がみ回収箱を設置するなど、富士宮市の児童にとっても身近な企業です。静岡本社運営部の鈴木さんから、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』について、地元企業であるコアレックスの取り組みを紹介していただきました。

授業の中で児童たちは、コアレックス製のトイレットペーパー(再生紙)と他社製のトイレットペーパー(パルプ)の触り比べクイズにチャレンジしました。子どもたちからは、「全然違いが分からない」「どのトイレットペーパーも柔らかい」などの声が上がり、再生紙で作られたトイレットペーパーでも使い心地に変わりはないことを体感しました。リサイクルされたものを使うことが、本当のリサイクルであることも同時に教わりました。


さらに、トイレットペーパーに再生できる雑紙が何か当てるクイズにもチャレンジしました。写真やプラスチックの表紙やリング付のノート、硬いラップの芯でもトイレットペーパーに再生させることができることを聞いて、多くの児童が驚いていました。コアレックスの製品開発の技術力に驚いた様子でした。

そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で営繕職をされている遠藤さんにもお話していただきました。仕事をする時に必要なチカラ4つの中で、遠藤さんは、『問題を見つける/課題発見力』の大切さを伝えてくれました。「壊れているところを見つけたり、直したりするのも大事だけど、特に大切にしていることは機械が壊れないようにすること。機械のSOSに気づくことです。音や動き、振動を気にかけるようにして、故障や事故を未然に防ぐことを心掛けています。」と話してくれました。最後に、小学生のうちに頑張ってほしいことについて、「なんでも『できない』と思ってあきらめるのではなく、なんでも『できる、自分はできる!』と思って、いろんなことにチャレンジしてほしい。チャレンジすることでいろんな発見や学びがある。」ということを教えてくれました。


授業終了後は、コアレックスからエスパルスとコラボしたトイレットペーパーがプレゼントされ、受け取ったトイレットペーパーと一緒に笑顔満点の記念撮影をしました。

富士宮市立上野小学校の6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

授業にご協力いただきましたコアレックス三栄株式会社、コアレックス信栄株式会社の鈴木様、遠藤様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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