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【イベントレポート】5月30日(木) 静岡県立駿河総合高等学校にて『キャリア教育授業 ~スポーツに携わる仕事とエスパルス~』を開催

5/30(木) 静岡県立駿河総合高等学校にて、クラブが取り組む高校コラボ企画の一環として「キャリア教育授業 ~スポーツに携わる仕事とエスパルス~」の授業を実施し、(株)エスパルス 教育事業部(静岡エリアマネージャー)の大川井淳士とホームタウン事業部の大河紗弓が講師を務めました。

スポーツに携わる仕事は多い?少ない?

最初は大河が、エスパルスの概要を簡単に説明しました。その後、「サッカーに関係する仕事って何がある?」と質問を投げかけ、一人ひとり、思いつくだけ書いてもらいました。監督やコーチ、チケットを売る人などを多くの人が挙げ、スタジアムで試合観戦をしたことのある生徒から、スタジアムでフードを売っている人、スタジアムDJなどが挙がりました。視野を広げてみると、報道関係や広告メディア、スポーツ用品メーカー、チームにはドクターや栄養士、スタジアムには施設管理者や芝生の管理者など、スポーツには多くの人が関わっていることを知ることができました。


エスパルスにも、サッカーに直接かかわる仕事をしている人だけではなく、法人営業部があったり、ホームタウン活動を行っている部署があったりすることの説明も行いました。

スクールコーチという仕事

その後は、講師を大川井に交代し、クラブスタッフの中でもサッカーのスクールコーチの仕事に焦点をあてて授業を展開しました。大川井コーチが自己紹介を行った後、野球部に所属する生徒に、なぜ野球をやっているのかという質問を投げかけ、スクール理念についての説明に繋げていきました。野球部の生徒は、小学生のときに始めた野球で、バッティングが楽しかったからと答えました。スクールでも「楽しく!」「価値ある運動」「健全育成」の3つの理念を掲げており、中でも「楽しく!」の理念を特に大切にして、子どもたちに運動の楽しさを教えている。そして運動を通して「自立」に向けて成長することを目指して指導にあたっていると話をしました。また、コーチが所属する教育事業部では、様々な年代を対象にした運動教室を行っています。年代に合わせた理論を元に運動を教えていると説明があり、大川井コーチの説明に生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

授業後半では質問タイムを設け、大川井コーチが、高校生の疑問に答えていきました。「試合前などに緊張してしまうのですが、どうしたらよいですか。」という質問に対しては、「適度な緊張は悪いものではなく、必要なもの」と経験を基に的確なアドバイスを行い、「うまくプレーが出来ていない人にどんな声掛けをしますか」という質問に対しては、「みんなはどうしてほしい?」と逆に生徒へ質問し返しました。生徒からは「励ましてほしい」「思ったことを正直に言ってほしい」など、両極端の意見が出ました。大川井コーチは、「僕はコーチとして、見たことや思ったことをはっきりと伝えます。ただ、そのあとに期待を込めた一言を添えるようにしています。」と答えました。高校生の真剣な質問に寄り添って、ていねいに答える姿が印象的でした。

駿河総合高等学校の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。SDF静岡での巡回教室の指導サポートへの参加や、スタジアムでのゲーム観戦、お待ちしております!

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