9/20(金) 静岡大成高校にて、クラブが取り組む高校コラボ企画の一環として「キャリア教育授業 ~企業と地域のつながり~」の授業を実施し、ホームタウン事業部の大河紗弓と松浦凌大が講師を務めました。
地域に根差す企業、エスパルスについて学ぶ
はじめに、クイズを交えながら、エスパルスの概要について簡単に説明しました。その後、「サッカーに関係する仕事」について考えてもらいました。監督やコーチ、サッカーで使う道具を作る人、広報の人など、たくさんの仕事を考えて発表をしてくれました。そして、さらに視野を広げてみると、報道関係や広告メディア、スポーツ用品メーカー、チームにはドクターや栄養士、スタジアムには施設管理者などスポーツには多くの人が関わっていることを知ることができました。エスパルスにも、サッカーに直接かかわる仕事をしている人だけではなく、法人営業部があったり、ホームタウン活動を行ったりしている部署があることの説明も行いました。スポーツに関わる仕事に限らず、普段目にしている仕事の多くが、たくさんの人が関わって成り立っていることを学びました。
その後は、クラブの「ビジネス」の部分に授業が展開していきました。クラブの収入や支出を考えていく中で、収入についてはパートナーからの協賛金やファンのチケット購入によるものという意見が出ました。収入の内訳について説明すると、意外だと感じている生徒が多いようでした。また、「なぜ企業は、エスパルスを支援するのか」という質問に対しては、「メディアへの露出等を通して、自社の宣伝ができるから」と答えてくれた生徒が多かったです。それだけではなく、スポーツを通した地域の発展に共感してくれている企業が多いことを説明しました。
授業の最後には、ホームタウン活動について学びました。企業にはビジネスの要素がもちろんありますが、地域課題の解決に向けた活動や地域社会への恩返しをする活動等、ホームタウン活動をたくさんしていることを学びました。また、そのような活動はエスパルスのみならず、Jリーグ全体で行われていることや「義務だから」ではなく「地域を豊かにする」という目的のもと行われているという説明をしました。普段はあまり見えることのないホームタウン活動について学び、生徒たちにエスパルスをより深く理解してもらえる機会になれば嬉しいです。
静岡大成高校の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。