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【イベントレポート】7月11日(金) 富士宮市立富丘小学校にて『エスプラス富士宮市版 ~元プロサッカー選手編~』を開催


「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、小中学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ‘ホームタウン次世代育成プロジェクト’です。

今回の授業は、ファミリータウン富士宮市の富士宮市立富丘小学校6年生133名を対象に清水エスパルスジュニアユース三島のアシスタントコーチである古賀正人が講師となり『エスプラス 富士宮市版~元プロサッカー選手編~』のキャリア教育授業を実施しました。

プロになって終わりではない。成長し続けることの大切さ。

初めに古賀コーチの選手時代や引退後の経歴を聞きました。その後、「プロのサッカー選手ってどんなイメージ?」との質問に、児童たちからは「運動がすごくできる」「お金がいっぱいもらえる」などの良いイメージの意見がいろいろ出ました。その後古賀コーチから、一見華やかな世界であるプロスポーツ選手の世界ですが、試合に出場することの難しさや常に成長し続けることの大切さを実体験をもとに話してくれました。児童たちは、試合に出場して活躍する選手たちの裏で、必死に出場機会を勝ち取ろうと努力する選手たちがいることを知り、古賀コーチの話に聞き入っていました。

またプロ選手時代には「客観的な視点を持つこと」を大切にしていたという話では、選手として自信をもってプレーすることは大事だが、自分の考えだけに固執してしまってはいけない、と話してくれました。コーチのアドバイスを受け入れてプレーしたり、相手の立場になって考えたり、相手から見て自分はどう映っているのか考えたり自分を成長させるためにも大切なことだと話してくれました。


仕事をする上で必要なチカラの話では、4つの大切なチカラをあげ、その中でも「課題発見力」の大切さについて、「アシスタントコーチとしてメインコーチが気づかない細かい部分まで目配り・気配りを意識している」と話し、最後には「勉強も習い事も仕事もやるのは自分気づき行動しなければ何も始まらない。自分の行動次第で未来は変わる。まず夢を見つけて、そこから逆算して今自分がやるべきことを積み重ねていってください」と子どもたちに力強いメッセージを送り、古賀コーチからの話は終わりました。

質疑応答の時間では、「選手の時とコーチの時とで、どう気持ちが変わりましたか?」「サッカーを始めたきっかけは?」「毎日どれくらい練習していましたか」「サッカーをすることが嫌になったことはありますか」など多く質問があがりましたが、古賀コーチは、ひとつひとつの質問に丁寧に答えていきました。「現役の時とコーチの時で一番嬉しかったことは?」という質問に対して古賀コーチは、「現役時代では、Jリーグで優勝した時です。プロ3年目の横浜マリノスの選手の時で優勝が決まった瞬間にピッチに立っていたときすごく感動しました。コーチをやっていて嬉しかったのは、指導した選手が変化し成長していく瞬間を目の当たりにしたときです。」と回答し、それぞれの仕事でやりがいを感じながら仕事をしているというエピソードを聞くことができました。

授業の最後には、代表の児童が感想とお礼の言葉を述べ、全員で記念撮影を行って授業は終了となりました。

富士宮市立富丘小学校の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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