1992年7月4日、初めて試合を実施した日から、間もなく33年を迎える。この日を「エスパルスの誕生日」として定めていることから、直近のホームゲームとなる今節は「S-PULSE BIRTHDAY PARTY」として様々なイベントが予定されている。地域に根づき、ファン・サポーターから大きな愛情を注がれながら、“オリジナル10”の誇りを胸に歴史を積み重ねてきて、今がある。



「オリジナル10唯一の市民クラブとして始まって、ずっとサッカー界を引っ張ってきたクラブに居られることは喜ばしいこと。ここまで歴史を築き上げてくれた人たちへの感謝の気持ちを常に持たなければとつくづく思う」(北川航也)。エンブレムの重みをよく知る北川をキャプテンに据えたエスパルスは、33年目の歴史をここからまたエスパルスファミリーとともに紡いでいく。



秋葉忠宏監督が「リベンジシリーズ」と位置づけたここまでの2試合は、いずれもドロー。勝ちきるには至っていないものの、沖悠哉は前節名古屋戦のドローに関して、「たぶん今までのエスパルスだったら0−1のまま負けていたのではないかと思う。セットプレーで点が取れたこと、追いつけたことはポジティブに捉えつつ、やっぱり失点をなくせば勝利の可能性は高くなっていくので、そこへのこだわりはより強く持ちたい」と前向きに受け止めている。


リーグ前半戦で課題に挙がったセットプレーの守備についても… 続きはエスパルスアプリで