2025.9.27 SAT 19:03
明治安田J1リーグ 第32節 ノエビアスタジアム神戸
VS ヴィッセル神戸
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AWAY
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試合終了
1 1 前半 0 0 後半 2 2 -
HOME
40’ | 小塚 和季 |
65’ | 鍬先 祐弥 |
90+2’ | 酒井 高徳 |
COMMENT
監督・選手コメント
試合後監督コメント
試合後選手コメント

個人としては結果を出せたがチームが勝てなかったのが悔しい。
ゴールシーンは、前半もう1本チャンスがあって上手く決めることができなかったので、これはやばいなと思っていた。2本目、(山原)怜音からのパスを何とか決めることができたのは良かったと思う。
(ピッチコンディションが良くなかったが)それが分かっていた上での今日の試合だったので・・・(全文はエスパルスアプリ)

練習試合やゲーム形式のトレーニングがなかなかできない中で使ってくれたことに感謝しているし、代表から帰ってきてすぐにケガをしてしまって不甲斐ない気持ちを持ちながらこの2カ月過ごしていた。そういった気持ちを持ちながらピッチに入ったが、結果がついて来ず、もっと自分のコンディションを上げていかないといけないと感じた。
現在のコンディションは自分の感覚的には60〜65パーセントぐらい。その中でも100パーセントを出すという気持ちと準備をしてきたからこそメンバーに選んでもらったと思っているので、それなりの仕事をしなければいけなかったが、結果的に自分が出てから逆転負けをしているので、責任を持って次の試合に向かわなければいけないし、反省点を持って次に向かわないといけない。
同点になってからの出場だったが、相手のホームで追いつかれるという場面で、必ず相手が勢いに乗ってくる時間帯での出場だった。交代選手が相手の勢いを上回る勢いを出してチームに追い風を吹かせなければいけなかった。そこの差が出たと思う。
離脱中にチームを外から見て、すごくハードワークして戦えていると思っていたし・・・(全文はエスパルスアプリ)

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MATCH REVIEW
マッチレビュー

5試合負けなしを続けるなか、今節の相手は2連覇中の王者・神戸である。前回対戦では高木践が2ゴールを奪う活躍を見せ、3-2と勝利を収めたが、優勝争いを繰り広げる相手に、どこまで対抗できるか。エスパルスの地力が問われる一戦だった。
前節から中3日での一戦で、秋葉忠宏監督はスタメンを4人変更。前々節から吉田豊、弓場将輝、乾貴士、髙橋利樹が復帰した一方、前節に好パフォーマンスを見せた小塚和季はシャドーの位置で引き続きスタメンに名を連ねた。もはや鉄板のGKと3バック、そして左ウイングバックの山原怜音とボランチのマテウス ブエノは過酷な連戦下においても、不可欠な存在であることを証明している。
逆転での3連覇を目指す神戸は、立ち上がりから積極的だった。エスパルスはロングフィードでラインを下げられると、セカンドボールを拾われて、押し込まれる時間が続く・・・開始早々の3分にはエリア内であわやというシュートを放たれ、8分にも危険なシーンを招いた。逆にエスパルスはボールをつなぐこともままならず、なかなか敵陣へと前進することができない・・・ 続きはエスパルスアプリで

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神戸の地まで約2,000人以上のサポーターファミリーが来てくれ、選手たちはものすごいプレーを見せてくれた。魂と闘志を感じる、我々がやってきた、やろうとしたフットボールを体現してくれた。
70分までは我々の狙い通りのゲームだった。あとはこういうゲームをヴ神戸さん相手でも何とかドローで終わる、もっと言えば2点目、3点目を取って勝ちきる。もしくは1−0のままゲームコントロールをして逃げ切る。そういう作業に入れるだけのアクションを我々から起こす、攻守において主導権を取りに行きたかった。そういうフットボールをするからこそ未来につながっていくと思うし、そういうゲームをしながら勝ちきれるチーム、選手になれるようにしたい。ただ3連戦でほとんどトレーニングができない中、さらに疲労も厳しい中でこれだけのものを見せてくれた選手たちを本当に誇りに思うし、「もう一度我々のフットボールをやろう」と言ってこれだけ変わった姿を見せ、神戸さん相手にこれだけ堂々と攻守においてやれるという素晴らしいものを見せてもらった。
これをあと6試合やり続けて勝点3を奪い切れるチーム、選手、監督になれるようにやってきたい。何度も言うように、それが未来につながっていくと信じているし、攻守にアクションを起こして主導権を取りに行ったからこそこんなにもタフでエキサイティングなゲームができたと思っている。引き続き6試合やり続けて、いずれチャンピオン、トップ3を覗いていけるようなチームにしていきたいと思える素晴らしいゲームだった。
ーー3連戦で後半に押し込まれるという明確な課題が出たことについて。
交代選手を含めて前半に見せたフットボールを90分間完遂できるかどうか、そこに尽きると思っている。あれだけエネルギッシュなサッカーをすればスタートの11人だけではもたないのは当たり前で、交代選手を含めてどうパワーを出していくか。2セット目でどういう選手を出していくのか。そこには競争力が必要であり、いかにレベルを上げて誰が出ても変わらない力をつけないといけない。小細工するのではなく、いかによりボールを奪いに行くのか。ああいう状況でもボールを前に運んでいくのか。しっかりと収めながらあの圧力を感じずにプレスを外して早い判断と技術でゴールに向かっていくのかに尽きる。前半にやったサッカーを90分間完遂できるレベルにチームを持っていきたい。
ーー2カ月ぶりに復帰した宇野選手はほぼぶっつけ本番だったと思うが、プレーについて。
禅斗であればもっとエネルギッシュに守備もオフェンスもできると思う。ただ、今おっしゃっていただいたようにほぼぶっつけ本番で、トレーニングマッチもやっていない状況で来たので、そういった中でもできることをすべてやりきってくれた。彼はまた伸びていくだろうし、ゲーム勘も戻って来ると思う。我々にとって頼もしい選手がまた一人復帰してきたので、あとはチームを勝たせられるボランチになってほしいと思う。
ーー後半の押し込まれる時間帯でピッチとベンチではどのようなコミュニケーションをとっていたのか。
中が苦しいのは分かっていたが、アウェイのゲームでどこを対処するのか。さらに守備陣を入れてただただ耐えて勝点1にするのか、それともそこからもう一度前を向いて盛り返していって高い位置でフットボールをし、追加点を取るか。どちらを選択するかという中で、私は当たり前のように前に圧力をかける、追加点を取る、もう一度前に走力を出していくという選択をした。だからこそ最後交錯したりもしていたが、最終ラインはきつい3連戦にすべてフルタイムで出場している選手たちであり、そこは監督自身の問題だと思っている。選手たちはやれることをすべて出しきってくれたと思っているので、だからこそこういうゲームでもう1点突き放すとか、もう一回前から圧力をかけるチーム、選手にしていきたい。引き続きやり続けながら、より魅力的で相手に「強い」と感じさせるチームにしていきたい。
ーー加入後初ゴールを決めた小塚選手の評価。
我々のチームで(乾)貴士と同じように技術とアイデアと判断力を持っている選手であり、そのうえで韓国やフロンターレなどを経て戦う部分や走る部分を兼ね備えた素晴らしい選手がいよいよ万全になって帰ってきてくれた。ただ、今日も60分で残念ながら脚をつっているので、90分間いけるぐらいになってほしい。やはりあの2枚がいてくれると前半のように面白いフットボールができるし、技術や判断力に優れた選手がいるからこそ我々はゴールに迫れる。もっとコンディションを上げて、もともと持っているポテンシャル、アイデア、技術をさらにチームのために、勝利のために発揮してほしい。本当に最大限素晴らしい結果を見せてくれたし、非常に高く評価している。