MATCH レポート

2025.10.4 SAT 13:03

明治安田J1リーグ 第33節 IAIスタジアム日本平

VS FC東京

  • ロゴ:清水エスパルス

    HOME

  • 試合終了
    1
    1 前半 0
    0 後半 1
    1
  • ロゴ:FC東京

    AWAY

34’ 髙橋 利樹
76’ 佐藤 恵允

COMMENT

監督・選手コメント

試合後監督コメント

監督
秋葉 忠宏
TADAHIRO AKIBA

なんと言っても、もったいないの一言に尽きるゲームになってしまった。前節から改善できたところはたくさんあり、前節と同様に1-0で勝って折り返し、しっかりゲームコントロールして90分をどうやってマネジメントしようかと話していた中で、勝っている状態でグッと押し込み我々らしく相手陣でボールを握りながら、どう追加点を取るか、という部分では前節の教訓として、すごく成長を見せてくれて修正できた点だと思っている。


ただ、あれだけチャンスがありながら、2点、3点、4点と取れないと、やはりこういうしっぺ返しが待っている。これはフットボールの世界ではあるあると言えるが、やはりあれだけボックス深く入っておいて、最後のクオリティー、フリーな選手を見つける、最後に仕留め切ることができないといけない。1点は取っていても事故みたいなものが起きてしまう。


もちろん無失点にこだわっているが、1-0で勝とうとは思っていない。我々らしく、強く、タイトルを獲るようなフットボールをしようと思ったら、やはり2点、3点、4点と取り、相手の心を折って無失点で終えるというフットボールができるようにしたい。やはり1-0では相手もどこかで1回はチャンスがあるし、メンタル的にも折れたりしない。相手のメンタルをへし折るぐらいまでいけるように日々トレーニングしていきたい。


ただ言ったように、一つずつ、一歩ずつ、確実に成長している。前節の神戸戦から、選手たちはいろんなものを意識しながらゲームをコントロールし、マネジメントした点に関しては、非常に成長を感じている。さらにこの先、より大きな成長と高みを目指して、未来へ繋がるフットボールしたいと思う。



――前半の立ち上がり、少し緩い感じがあったように見えたが、先制点を取り後半は押し込むような形に。ハーフタイムにどのような指示をしたか。

まずはイージーミスが多すぎる。セカンドボールへの反応があまりにも悪すぎる。頭と体をしっかり起こさないと、たまたま点を取っただけで、いくらでもゲーム持っていかれると話をした。この1週間、ナイトゲームからデイゲームになる、13:00キックオフだと話をした中でも、ホームでこういう姿を見せるというのは大きな反省だと思っている。もう一度、私のアプローチも含めて、もっと何かできたのではないか、違うアプローチをしたほうがよかったのではないかと、自分に矢印を向けてやりたいと思う。

ただ、先制点を取り、持ち直してみせたところは一つ成長だ。とくに、1点目はFC東京さんをスカウティングし、こういうふうに点取ろうと言っていた中で、狙い通りの素晴らしいゴールだった。あれが2点、3点、4点と続くようにしたい。1点ではやはり面白くないし、多くのゴールと勝利を観に来てくれた方にプレゼントできるよう引き続きやっていきたい。


――おそらく相手の失点の傾向を分析された上で、インスイングのクロスボールの数を非常に増やしている印象だった。そのクロス攻撃全般の評価。

縦に深く入り仕掛けるところとインクロスとでよく使い分けてくれながら、狙いどころや中に入っていく枚数は狙い通りだった。だからこそ仕留めないと。もっと前半からチャンス作れたと思うので、後半のようなフットボールを前半から長い時間やることで、より確率が上がりゴールが生まれると思う。前半はもったいない時間が多かったので、もう一度しっかりと反省して、よりゴールへ迫れるシーンを作っていきたい。


――失点シーンはシンプルにやられすぎたような印象。ああいったボールを蹴らせない、シュートを打たせない等の理想像は。

もちろんやはり両方、どこも抑えにいくフットボールもしているが、絶対にロングボールを蹴られることがあるので、それにしっかり対応すること。セカンドボールを含めて対応するというところでは、90分間で唯一隙を見せてしまったと思う。あの場面、ペナルティーエリアに入られる前に勝負したかった、あの長いボールに(吉田)豊以外反応していなかった、そのセカンドに対してもっとガっといけたのではないか、どこかでもう少しプレッシャーをかけられたのではないか等々反省点はたくさんある。

いつも言っているが、誰か一人の問題ではなくチーム全員の問題として防ぎ方はたくさんあったと思う。ゴールの仕方もたくさんあるので、全員がしっかりと自分に矢印を向けながら、当事者意識を持って引き続きやっていきたい。



試合後選手コメント

28
吉田 豊
YUTAKA YOSHIDA

前節もそうだが先制してから勝ち切ることができていない。今日も勝ち切ることができず非常に残念。先制点の場面は、ポケットのところ、室屋選手の裏のスペースに誰かが走ってくれて、それに対して中のところも大体見えたので、シュート性の速いクロスを上げようと思った。誰を狙うとかではなくそこのスペースに上げることだけを意識した。(髙橋)利樹もしっかりゴールを決めてくれたので良かったし、僕自身あまりアシストやゴールが多くないので、こういう大事なゲームでできて嬉しかった。

守備面では常に考えていることは変わらないが、相手が嫌がるプレー、相手が寄せられて嫌だと感じる距離感を常に90分間やろうというつもりで今節も臨んだ。森重選手も長友選手も素晴らしい選手だし・・・(全文はエスパルスアプリ)


24
キム ミンテ
KIM MIN TAE

前線が1点決めてくれたので絶対に勝たせてあげたいと思っていたが、失点してしまい勝ち切ることができず非常に悔しい。前半の入りはあまり良くないと感じていたが、途中から落ち着いてきて、しっかりボールを握ることができていた。カウンターを受ける場面もあったがラインの上げ下げは上手くいっていたと思うし、ラインコントロールによって前で潰せる機会が増え、それが二次攻撃、三次攻撃につながっていた。それが良い流れを呼び込んだ一つの要因だと思っている。

一方で、失点シーンに関しては何気ない1本のボールが裏を通ってしまい、少しもったいなかったと思うし、裏を取られた後の後ろの3枚の対応も悪くはなかったものの、結局失点してしまっている。ちょっとした寄せだったり、キーパーとの連携の部分で・・・(全文はエスパルスアプリ)


66
住吉 ジェラニレショーン
JELANI RESHAUN SUMIYOSHI

結果は1−1の引き分けだったが個人的には非常に悔しい。最後のチャンスで決めていれば勝利できていたし、前節の神戸戦では逆転負けがあって、今節も前半を1−0で折り返しながら後半に追いつかれてしまった。何とか1−1で終わったが、やはり改善の意識はもっと持つ必要があると思う。

FC東京の前線は高さと強さと速さというものすごい個の力を持った選手が揃っていて、横にはドリブラーがいて、そこをどう止めるか。個々の戦いになってくるというところを重視していた中で、裏への一発のボールで取られてしまった。

ただ、前節と違った点は・・・(全文はエスパルスアプリ)


4
蓮川 壮大
SODAI HASUKAWA

勝ちたかったという気持ち。失点シーンはまずファーを絶対に切ろうと思っていたが、もう少し寄せられたと思う。(梅田)透吾は両方空いていたと言っていたので、もう少し寄せて早めにコースを限定してあげられたら良かった。失点した後も追加点を取るチャンスはあったので、決めきることが大事だし、カウンターの対応やリスク管理の部分をもう一度チームで見直し、残り5試合、内容とともに結果も持ってこられるように修正したい。

(得点した佐藤選手は大学の同期だが)良い選手だし、間合いの詰め方などもっと自分も反省しないといけない。個人でも守っていける選手にならないといけないので、もう一度反省してまた次節以降に生かしていきたい。

初めての古巣戦となったが・・・(全文はエスパルスアプリ)




17
弓場 将輝
MASAKI YUMIBA

試合の入りは、何が起こったのか分からないぐらい相手の圧力を感じたし、正直、相手のパワーにやられたというか、自分たちとしてもどうしたらいいのか分からない状態だった。とにかくゴールキックなど一個一個のプレーや合間に時間をかけて、とりあえずゆっくりしようとチームの中で話し合い、みんなでその共通認識を持って時間を進めていった。

後半はとくに距離感がすごく良くなった印象があり、シンプルにボールが・・・(全文はエスパルスアプリ)

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MATCH REVIEW

マッチレビュー

髙橋の豪快なヘッドで先制し、後半は相手を圧倒。しかし一瞬の隙を突かれ、勝点1を分け合う結果に
前節は2連覇中の王者・神戸に屈辱の逆転負けを喫したエスパルスは今節、ホームのアイスタにFC東京を迎えた。

順位はエスパルスよりも2つ下だが、勝点40で並ぶ相手である。ひとつでも上の順位を目指すエスパルスにとっては当然負けられない一戦だ。前回対戦では北川航也と乾貴士のゴールで快勝を収めており、今回も同様の戦いが期待された。

前節と同じスタメンで臨んだ一戦は、立ち上がりから相手の圧力に押されてしまう展開に陥った。素早い攻撃で自陣に攻め込まれると、8分にはエリア内にパスを通され、マルセロ ヒアンに際どいシュートを浴びた。

反撃に出たいエスパルスは13分に山原怜音のFKをキム ミンテが頭で合わせるも枠を捉えられない。14分にはフィードに抜け出した髙橋利樹がゴールに迫ったが、シュートに持ち込むには至らなかった。

FC東京のハイプレスに苦しんだエスパルスは思うようにボールをつなげず、前進することがままならない。長いボールで陣地の回復を狙うもあっさりと回収され、カウンタープレスを仕掛けるも巧みに回避され、自陣への侵入を許した。
 
20分には遠藤渓太に際どいミドルを浴び、直後にもマルセロ ヒアンにヘッドで合わせられたが、いずれも梅田透吾の好守によってゴールは許さなかった。相手のシュートミスにも助けられるなど何とかゼロに抑えていたが・・・ 続きはエスパルスアプリで
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【ピックアップセーブ】「梅田 透吾が枠内の一撃を完璧に弾き出すファインセーブ!」10.4 FC東京 @アイスタ|清水エスパルス公式
【ピックアップゴール】「吉田 豊のピンポイントクロスを髙橋 利樹が頭で合わせて先制点!」10.4 FC東京 @アイスタ|清水エスパルス公式

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