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【イベントレポート】12月3日(金) 静岡市立足久保小学校にて『エスプラス ~元プロサッカー選手編 キャリア教育~』を開催

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エスプラス

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『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。

イベントレポート

12月3日(金) 静岡市立足久保小学校にて、エスパルスユースGKコーチ羽田敬介を講師に『エスプラス』元プロサッカー選手編キャリア教育」を実施しました。


普段は高校生を相手にサッカーを教えているため、教室で小学生を目の前にして少し緊張した面持ちの羽田は、幼少時代をどのように過ごし、サッカーをやり始めたきっかけが何だったかなどを話し始めました。


地元愛媛での高校時代は、選手権への連続出場やユース日本代表に選ばれるなど、楽しく輝かしいサッカー生活を送っていました。一転エスパルス入団後は周りの人たちが凄すぎて、全く通用しない自分に絶望し挫折しました。一時期は、サッカーをすること自体が苦痛となり、やめてしまおうか悩んでいました。そんな中、大好きなミュージシャンから、「腐ったら終わりだよ」と言われたひと言に奮起し、その1ケ月後に満員のスタジアムで公式戦初出場を果たし、勝利を収め、初出場&勝利を喜んでくれる仲間に囲まれた時、それまでは自分ひとりの力でサッカーをやっている気になっていましたが、仲間や家族を含め自分を応援してくれている人たちに支えられてサッカーをやっていることに気づかされた瞬間でした。と話しました。


授業の最後に、「プロサッカー選手を引退し、指導者になるという夢を叶えて今の自分がいます。

皆さんには、夢がありますか? 自分は、気がついたらサッカーが好きになっていて、サッカー選手になっていました。でも、最初から夢がある人ばかりではありません。今は夢がない人もいると思いますが、ないと言うことも意思表示としては大事なことです。そして、これから夢について考える際に、今日のことが何かのきっかけになればいいと思います。」と締めくくりました。


最後は、生徒たちからの質問に答え終了と思いきや、担任の先生から、先日の高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2021で青森山田高校に勝利した勝因は何ですか?と聞かれ、「全員が最高の集中力でパフォーマンスが出来た。もし誰か1人でも欠けていたらあの結果にはなっていなかったと思う」と、メディア顔負けの質問に笑顔で答えていました。


静岡市立足久保小学校6年生の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。

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