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2022鹿児島キャンプ 仙台戦 レポート

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キャンプ8日目、ふれあいスポーツランドで仙台との練習試合が45分×3本で行われた。


試合前の円陣で平岡宏章監督は、「攻守に同じ絵を描けるように」「開幕に向けて最高のスタートが切れるように」と指示し、キャンプ最後の練習試合に選手たちを送り出した。


この日のふれあいスポーツランドはスッキリとした青空だったが、時おり強い風が吹くという状態だった。仙台は、コイントスでコートチェンジを要求。エスパルスは風下でのプレーを余儀なくされることになった。これが、プレーにも大きな影響を及ぼした。


1本目14分、仙台がサイドからディフェンスの裏に向けてロングボールを入れると、ボールは風に乗って予想以上に伸び、センタバックの間を相手FWに走られてしまう。そのままGKとの1対1を決められ、先制点を許してしまった。すると、その4分後、自陣でファウルを取られて仙台のフリーキック。ゴールほぼ正面から蹴ったボールは、エスパルスの壁にあたって高く上がると、そのままゴールに吸い込まれるようにして飛び込んだ。さらに、その2分後にも、仙台のフリーキックから失点。20分の時点で3点ビハインドを負うことになった。


「リーダーが声をかけるのか、みんなで上手くコントロールしていかなければ難しい試合になる」と指揮官が言うように、一気に崩れてしてしまうメンタル面に課題。一方の攻撃でもテンポが悪く、仙台のプレスにつかまり自陣でボールをロストしてしまう。さらに、そこからの切り替えも遅く、ファウルが目立った。こうした悪循環が続き、1本目はほぼ何もできなかった。


メンバーを少し入れ替えて2本目。ようやくチャンスも生まれた。7分には、相手GKのキックを跳ね返し、後半から出場のベンジャミン コロリがGKと1対1の状況を迎える。しかし、シュートは相手GKのファインセーブでゴールとはならなかった。さらに17分には、左サイドで受けた立田悠悟が中央の鈴木唯人へ。鈴木唯が反転からさらに逆サイドの髙橋大悟へと、ダイナミックにボールがつながり、髙橋がシュートまで持ち込んだ。徐々にゴールに近づいたが、2本目は0-0で終了。


練習生なども含めた3本目に、ついに待望の瞬間が訪れた。28分、左サイドでボールを受けた山原怜音が大きなサイドチェンジ。右サイドから髙橋が丁寧にクロスを上げると、ファーから栗原イブラヒムジュニアがダイナミックなヘディングを決めて、このキャンプでチーム初のゴール。栗原はこのゴールから勢いに乗り、そこからさらに惜しいヘディングシュートを2本放つなど存在感を見せた。結果、3本は1-0で45分を終えた。


試合後、指揮官は「求めていたところには全くたどり着けていない」と厳しい表情で語る。仙台とのコンディションの差が見えたが、それでも開幕戦は待ってはくれない。2月19日の札幌戦まではあと2週間しかない。明日キャンプは最終日となるが、三保での練習でも、やることはまだまだありそうだ。


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