『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。

9月15日(木) 静岡市立清水辻小学校にて、エスパルスクラブスタッフからゲスト講師１名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ～クラブスタッフ編～」を実施しました。

最初に、「エスパルスと地域（会社・市民）との関わり」というテーマで、エスパルスの名前の由来やエスパルスが行っている地域貢献について静岡市の笹本さんが説明しました。エスパルスの名前にまつわるクイズや静岡市出身の選手紹介、地域貢献の部分ではSDGｓ活動などを紹介しました。次に、クラブスタッフの石川さんをゲスト講師に迎え、「エスパルスを支えるスタッフの仕事」や「仕事をする時に必要なチカラ」について学びました。

石川さんは、「エスパルスには選手やチームスタッフ以外にも試合運営をしたりグッズを作ったり、いろいろな形でエスパルスを支えている人たちがいます。私の仕事は、グッズの企画から販売まで携わることです。」と自己紹介をしました。

その後、人気選手や売れ筋グッズを生徒たちに予想してもらうクイズを交えながら、グッズを扱うエスパルスストアを紹介。記念ゴールや創立30周年記念から生まれるグッズ、帽子が好きな選手がいればそこからヒントを得て帽子を商品化するなどの説明と共に、間近にグッズを披露しました。

仕事をするときに必要なチカラでは、常に新しいグッズをお客様に届けるために「新しいことを生み出す【創造力】」を大切にしています。また、【創造力】を膨らめるには、いろんなことを良く知ること、体験すること、興味を持つこと。そこから、新しいグッズ開発に繋がっていることを話しました。４つのチカラは、学校生活の中でも大切なチカラなので、皆さんも【主体性】【課題発見力】【創造力】【発信力】を心がけるようにしてください。と伝えました。

生徒からの質問コーナーで、仕事の中で難しいと思うことや、担当したグッズについて聞かれると、「お客様が求めるものに対して、売り上げや制作数を予測することは難しいですね。でも、私が作ったものをお客様が手に取り、使っているのを見ると、嬉しくてニコニコしちゃいます。」と答えました。