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【レポート】静岡市 表敬訪問

本日、エスパルスの山室晋也社長、ゼ リカルド監督およびキャプテン権田修一選手が静岡市訪問しました。田辺信宏市長、望月俊明市議会議長および佐藤成子市議会副議長と面会し、シーズン終了の報告を行いました。

コメントは以下の通りです。



■山室晋也代表取締役社長

2022シーズン当初より、田辺市長はじめ静岡市の皆様には非常に熱いご支援、応援をいただき、本当にありがとうございました。静岡市の多くのパートナー企業の皆様、市民の皆様には、我が街のチームのということで熱くご声援いただきました。

今年はクラブ創設30周年ということで我々としても期するものもあり、大きく羽ばたく予定でしたが、結果的には大きな声援に応えることができず、このような形でシーズンを終え、市長はじめ皆様には大変申し訳なく思っております。悔しい思いではございますが、ただここで俯いていても仕方がありません。切り替えて、「サッカーのまち静岡」の名に恥じないよう、一刻も早く立ち直らせなくてはいけないと心に決めております。

近年チームは降格争いをしており、今シーズンはこのような状況にはなりましたが、我々は前を向いて、来シーズンは力強いチームに変えていかなくてはいけないと強い熱意を持っております。何とか静岡の皆様に勇気や元気を与えられるようなチームになっていきたいと思っておりますので、引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。



■ゼ リカルド監督

コンニチハ、タナベサン。

我々にご支援をしてくださった静岡市民の皆様、サポーターの皆様に本当に感謝しています。サッカーがどれだけこの街に根付いているのかを実感しております。

今シーズンは我々にとって非常に厳しいシーズンとなってしまいました。サッカーが根付いたこの街の皆様に、たくさんの喜びを届けようと最後の最後まで最善を尽くしました。ただ、その努力も実らず最後は十分な結果を得ることができませんでした。皆様の期待に応えるためには、エスパルスが本来いるべき位置にいるためには、今年以上のハードワークが必要だと思っています。

改めまして皆さまのご支援に感謝しています。そして皆様とともに喜びを分かち合うために、さらなる努力をします。

ありがとうございました。



■権田修一選手

1年間手厚いサポートありがとうございました。それをチームで結果として返すことができず、申し訳なく思っております。

僕は2年目になりますが、昨シーズンは残留争いでギリギリ残留。今シーズンも残留争いをして、最後降格してしまいました。僕が来る前から、ここ数年間ずっとエスパルスは上位争いではなく、残留を争う順位になってしまっていることは事実であります。僕が小学生のころに見ていたエスパルスは、チャンピオンシップでJリーグの上位を争う静岡のチームでした。サッカー王国ということを聞いていて、実際に来てみて子供たちのサッカー人気というのは凄まじく、そこがサッカー王国と言われる所以だなと思いました。今の自分たちの成績にはすごく情けなさを感じています。僕らの時代で、サッカー王国ではなくなってしまっているという現実があります。先輩方が作ってくれた伝統を大事にしながら、新しいサッカー処の静岡を作っていけるように、エスパルスはこれから努力していくと思いますし、サッカーで活気づく街にしていけたらと思っています。

個人的にはワールドカップで明後日からカタールに行きますが、静岡を代表して、ここ静岡に良いニュースを届けられるように頑張ってきたいと思います。

これからもエスパルスにご声援をよろしくお願いいたします。



■田辺信宏静岡市長

最後のコンサドーレ戦は、私も手に汗握る試合でしたが、残念です。悔しいです。でもその悔しさを一番感じているのは選手たちだと思います。悔しさを私たちは分かち合いたいと思います。行政職員はもちろんのこと、市民も分かち合いたいと思っています。

人生もそうですが、チームも色々な局面があります。追い風の時もあれば、逆風の時もある。私は「a friend in need is a friend indeed」という言葉が好きです。その人が必要としている時に手を差し伸べることができる人が本当の友達だと思います。困難な時にいる友達をしっかり支える人が本当の友達です。今がその時だろうと思っています。私たちにとってどんな時でも、清水エスパルスは市民の心を一つにする大事な心の公共財です。その中でも希望の光があります。何と言っても権田選手が日本の守護神の一人としてワールドカップのメンバーに入ってくれたということです。ぜひ体調を万全にして、心機一転カタールで活躍されることを、静岡の空のもと、心からエールを送りたいと思っています。エスパルスの代表として、静岡の代表として、誇りを持っていただきたいと思います。ベスト8を目指して、私たちにパワーを与えていただきたいと思っております。


静岡市議会 望月議長・佐藤副議長

FIFAワールドカップカタール2022での活躍を願い、サポーターからの激励メッセージが書かれたフラッグを掲げる権田選手と田辺市長

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