静岡市立袖師中学校の1年生対象にエスパルスサッカースクール ヘッドオブコーチング今泉が講師として参加しました。講話は20分を2回行いました。初めに自己紹介を行い、今泉HoC(ヘッドオブコーチング)のこれまでのキャリアを話しました。その中で障がい者サッカーへも少し触れて講話はスタートしました。
まずは、自身の海外での経験を生徒の皆さんに問いかけながら話し、その後コーチという名前の由来を伝え、選手を目的地まで運ぶという意味があるということを伝えました。指導者をするなかでのやりがいについては、多くの子どもたちにきっかけを作ることができること、そして子どもたちの心に火をつけサッカーに夢中になってもらうことができた時は嬉しいですと語りました。
また、生徒の皆さんが夢を持ち、自分らしく人生を歩んでもらうために「人の道には正解はありません。人の数だけ道はあると思います。近道しても遠回りしても寄り道しても、自分がなりたい姿(ゴール)をブレずに意志を持つことが重要です」と伝えました。
最後に生徒の皆さんへメッセージを送りました。
環境は与えられるものではない、自分で環境を作り出すことが大事。自分の人生は、友達の人生と同じでもないので自らが行動することが大切です。
そして先日発生した能登半島地震では、この中学校に通う生徒の皆さんと同じくらいの人数の方々がお亡くなりになりました。「今日という日は、昨日亡くなった方の生きたかった明日だ」という言葉があります。生きたかったけど生きることができなかった人達がいる。だけどみんなは生きている。自然や周りに生かされているからこそ、その人たちのためにも生きなければいけない。自分が今何をするべきなのか少しでも考えて生活してみてください。
このような機会をくださった、静岡市袖師中学校関係者の皆さん、誠にありがとうございました。
このような機会をくださった、静岡市袖師中学校関係者の皆さん、誠にありがとうございました。
清水エスパルスはこれからも地域に根ざした活動を行っていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。