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【反町 康治氏 ゼネラルマネージャー サッカー事業本部長就任記者会見】レポート

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本日、三保クラブハウスにて反町 康治氏のゼネラルマネージャー サッカー事業本部長就任記者会見を行いました。

コメントは以下の通りです。


■エスパルス 代表取締役社長 山室 晋也

いつもエスパルスの広報活動にご協力いただきましてありがとうございます。また本日はお足元の悪い中、ご参集いただきましてありがとうございます。

すでにご案内の通り、反町康治氏をを5月1日付でエスパルスのゼネラルマネージャーとして招聘いたしましたのでご報告させていただきます。招聘の意図としましては、言うまでもないですが、ここ数年低迷しております、清水エスパルスを強くする、強いエスパルスを復活させる、それに尽きます。

単にチームが強い、というよりも、クラブとしての中長期的な強さ、これをしっかり体制として築いていただくというミッションを反町GMにお願いしたいと考えております。いずれJ1で優勝できるクラブとしての体力をしっかりと反町体制で築いていきたいと考えております。


■エスパルス ゼネラルマネージャー 反町 康治

みなさん、こんにちは。今回ゼネラルマネージャー並びにサッカー事業本部長を仰せつかりました反町です。

今後よろしくお願いいたします。今、山室社長の方から話がありましたように、エスパルスはJ1にいるのが望ましいクラブだと思います。そのためには、全体的なクラブ力を上げなければいけないと考えております。それはトップチームはもちろん、アカデミーを含めて基盤を作って強いエスパルスを作り上げることが私の大きなミッションだと思っております。私ももう60歳になりますけれども、指導者としてまたはJFAの技術委員長として色々な経験をさせていただきました。その経験をなるべく多くここで披露してチーム力をあげられるように貢献できればと思っております。

最初はそうは言っても中々不慣れな部分もございますので、皆様の助けが必要になるかもしれません。特に観察することと選手、スタッフとコミュニケーションをとって現状をしっかりと把握して、今度はそれをもとにどういう形で課題を整理していくのか、または強化していくのか、育成をどのようにやっていくのか、までしっかりとやっていければと思っております。





≪質疑応答≫

---昨年まで外からエスパルスを見る、という視点でエスパルスが中々結果が出ていないという状況をどのように見ておりましたか?

■反町GM

結果が出てるか出ていないか、でいうと最終的には本来である目標を達成できなかったので、そういうレッテルをつけられても悪くないと思うのですが、やっていること自体がそんなに間違っているとは思っておりません。

ただ選手の層であるとか、誰々に依存するであるとか、そういった部分では他クラブに劣っていた部分はあるかもしれません。その反省をもとに今年は良いスタートを切っているかと思います。ただ、シーズンが始まるとどうしても不足する部分とか課題は出てきますのでそれを補う仕事は私に一任されているところですので、できるだけ努力して現場に生かせるようにやっていくことが大事だと思います。


---反町GMが子どもの頃から培ってきた清水らしいサッカーとはどのようなサッカーですか?

■反町GM

選手全員が明るく、楽しく、そして、ボールに関わる、そういうサッカーをやっていたと思います。そういう基本があって、底上げをしていくかと思いますので、そこの部分は絶対に忘れずにやっていければと思っています。サッカーだけやっていれば良いという訳ではなくて、今は社会性も問われる時代ですから、そういう教育も同時にしていく必要があると思います。そういうことで、人間性も養われると思いますし、サッカーでもし上手くいかなかったとしても立派な人間になれると思っております。


---過去にJ1昇格を監督として経験されていると思いますが、現場だけの力だけでは当然難しいと思います。フロントとのつながりも重要だと思いますが、J1昇格をするにあたって一番大事だと感じているところはどんなところでしょうか?

■反町GM

人生と同じで良い時もあるし、悪い時もあると思います。就任時の文章にも記載しましたが、そういう時でも『ONE FAMILY』となって、1つになってサポータ―も含めて前進をしていくことが大切だと思います。やはり、強い意志を持っていなければいけないと思います。それは、選手だけではなくてスタッフも職員の方々も揃って初めてそうしたことは達成できると思います。繰り返しになりますが、『ONE FAMILY』になって突き進んでいく必要があると思います。



---清水に戻られるのは学生時代以来になりますか?

■反町GM

正月とかは来ているのですが、地に足をつけて生活をするのは、高校卒業以来になります。



---今の街に対する感想とこれからどんな街になっていったらいいと考えておりますか?

■反町GM

表現するのは難しいのですが、ポルトガル語でいうと、『サウダージ』という感じです。やはり、ここでずっと育ってきて色々な指導者にお世話になって色々な周りの方々にお世話になって、それが今の自分を創っている訳ですから、そうした場所に仕事として帰って来られて、清水のサッカーに貢献できるかな、ということも含めて非常に『サウダージ』な心境です。

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