「新年、あけましておめでとうございます!!」から、早くも2週間ほどが経ちましたが皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。今回のブログはお正月モードから日常に戻ることがなかなか難しいと感じている駿東エリア・こうたコーチが担当させていただきます。
皆さんは「ファーストペンギン」という言葉をご存知でしょうか。色々調べてみると、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、餌となる魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのことを言うそうです。 転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するチャレンジャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼ぶそうです。
ということで、今回のブログでは2024年の出来事から「こうたコーチの初」を振り返ってみたいと思います!!
〈公益財団法人日本サッカー協会公認 JFAエリートユースAコーチ養成講習会〉
コーチたちは、子どもたちに少しでも良い指導、良い環境を提供できるように日々学ぶことを怠りません。
今回、ヨーロッパでは既にスタンダードとなっているライセンスでアジアでは「初」のコース開催となった「エリートユースAライセンス」の取得にチャレンジさせていただきました。
このライセンスは育成年代を指導するコーチの中で中心的な役割を担うスペシャリストを養成するもので、コーチング理論のみならず、クラブの成り立ちやどのようにエリートな選手を育成すべきかを考えるコースでした。
日本全国、北は北海道、南は山口県まで様々な地域から集まった指導者24名と4月のオンラインプレコースから約1年間かけて学びを共にしました。受講者それぞれが拘りや信念を持っており、本当に様々なサッカー観や指導について共有ができました。また、講義の内容も非常に濃いもので新しい学びを得ることができました。
何よりもチューター(講師)の方々、受講生全員で創り上げた講習会という感覚もあり、新しいサッカー仲間との繋がりは自身にとってかけがえのない大切な財産になりました。
この学びをこれからに活かすためにも日々、全力で子どもたちと向き合いたいと思います。
エリートユースA個別写真
エリートユースA集合写真
【2024 エスパルスフットボールクリニックin Thailand】
2024年も行かせていただきました、Thailand!!
今回は加藤選手(2025シーズンはSC相模原に期限付き移籍)と沖選手、富士エリアの李コーチと共に昨年度と同じ児童養護施設を訪問しました。昨年のことを覚えてくれていた子どもたちも沢山いて、約1年ぶりに笑顔で再会できました。
タイクリニック
タイクリニック
また、2024年のクリニックでは児童養護施設の子どもたちにスクール生からお預かりしたサイズアウトしたシューズを贈呈することができました。前回、素足でサッカーをする子どもたちを目の当たりにし、何かできることはないかと考えていました。「初」の試みで難しいこともありましたが、多くの方々にご尽力をいただき、無事にシューズを届けることができました。
スクール生の皆さん、本当に有難うございました。現地の子どもたちの笑顔も是非、ホームページから見てください!!
クリニックの様子はコチラから↓
タイクリニック
タイクリニック
【Ankerフロンターレカップ2024】
最後の「初」は川崎フロンターレ主催大会の「Ankerフロンターレカップ2024」
2024年が第1回大会となり、川崎フロンターレ・ベガルタ仙台・大宮アルディージャ・SC相模原のJクラブスクール生と初代チャンピオンを目指して真剣勝負!!
2025シーズンは私たち清水エスパルスもJ1に戻ることができました。エンブレムを背負って試合ができる喜びと、プライドを持って大会に臨みました。
フロンターレカップ
フロンターレカップ
結果は自分たちが思い描いていたものではありませんでしたが、まさに「ONE FAMILY」!!選手たちは一体感を持って戦いきってくれました。勝利に向かって全力でプレーすること、苦しい場面でもお互いを鼓舞し合いながら乗り越えることができたと思います。課題は伸びしろ、これからも挑戦し続けてほしいと願っています。
2025年、実はエスパルスサッカースクールが創設30周年を迎えます。
今年はこれまでとこれからを繋ぎ、多くの人々が笑顔になれるようなことにチャレンジしていきたいと思います!!
今年もエスパルスサッカースクールに乞うご期待!!
以上、こうたコーチでした!!