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【イベントレポート】9/14(木) 静岡市立清水高部東小学校にて『エスプラス ~まぐろソムリエ編~』を開催


『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中高校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。

9/14(木) 静岡市立清水高部東小学校にて、クラブパートナーのフジ物産株式会社にご協力いただき『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~まぐろソムリエ編~」を実施しました。


 まずは「サッカーやエスパルスを通した地域(会社・市民)との関わりを考えよう」というテーマでエスパルスとパートナー企業、地域とのつながりを考えました。そしてフジ物産の中川文孝さんをゲスト講師に迎え、「大人になって仕事をする時に必要なチカラ」や「地元で働くこと」について学びました。


 フジ物産株式会社は、マグロ船のエサの手配国内シェア率日本一を誇り、マグロの水揚げ量日本一の清水を支える企業の1つです。今回は児童たちに、水揚げ量日本一の「マグロ」についてさらに興味を持ってもらえるように、『プチまぐろソムリエ』に挑戦してもらいながら、マグロの種類や釣り方、おいしさの秘密についてクイズを交えて楽しく学んでいきました。延縄漁の縄の長さが150kmある話を聞いて、子どもたちはとても驚いていました。また、フジ物産のSDGsについての取り組みとして、漁師さんが船上で食べるか、海に捨ててしまっていたマグロの尾の身(尻尾)を使ったカレーを開発して食品ロスを減らす取り組みをしているという説明では、子どもたちはどこで購入できるのか興味津々でした。

 そして、パートナー企業としてのエスパルスとの関係性や、中川さんが仕事をする上で「必要なチカラ」が何かをお話していただきました。

ご自身が仕事をする上で「必要なチカラ」について中川さんは、「自分は映像の撮影や動画の編集を主に行っており、特に大切にしているのが【創造力】と【発信力】です。映像を作るということは、何もないところから撮影することによって伝えることを生み出すことです。だから、【創造力】はとても大切です。そして、映像を見てもらうときに、皆さんに分かりやすく伝わるようにしています。分かりやすく面白ければ、皆さんに見てもらえます。【発信力】もとても大切なチカラです。」と自身の仕事の経験を交えながら児童たちに仕事をする上で「必要なチカラ」についてお話をしてくれました。

質問コーナーでは、「映像を作るのにどのくらいかかりますか」「マグロはどのくらい獲れますか」「動画をどのくらい作っていますか」などの質問に、中川さんは一つ一つ丁寧に答えていました。
授業の最後に中川さんから「映像の仕事を始めてまだ3年程ですが、それ以前は営業など他の仕事をしていました。ドローンなどの新しいものも取り入れて、伝えることの大切さを会社に提案したことで、今の映像の仕事に繋がりました。誰もやってないことに挑戦することは大事です。皆さんも色々なことに挑戦してください。」と児童たちへメッセージを伝え、授業を締めくくりました。
授業後の感想では、「マグロがより好きになった。」「社会に出て必要なチカラが分かった。」「清水に日本一(マグロの餌)の会社があることに驚いた」など、自分が学んだことを伝えてくれました。

静岡市立清水高部東小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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