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【イベントレポート】10月5日(木) 富士宮市立白糸小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~ リサイクル企業編』を開催 (協力:コアレックス三栄株式会社・コアレックス信栄株式会社)

10/5(木) 富士宮市立白糸小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士宮市版~』を開催しました。



『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。

企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス三栄株式会社(富士宮市)、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生11名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。

コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。エスパルスと協働で子どもたちに下敷きを配布しており、富士宮市の児童にとっても身近な企業であります。静岡本社運営部の鈴木さんから、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』について、地元企業であるコアレックスの取り組みを紹介していただきました。


授業の中で児童たちは、コアレックス製のトイレットペーパー(再生紙)と他社製のトイレットペーパー(パルプ)の触り比べクイズにチャレンジしました。子どもたちからは、「触っても違いが分からない」「どのトイレットペーパーも柔らかい」など、コアレックスの製品開発の技術力に驚いた様子でした。工場内の様子について、鈴木さんから、「紙以外のクリップやホッチキスが入っていても機械が分別をしています。カーボン紙やはがき、レシートなどもコアレックスでは全てリサイクルしています」と話すと子どもたちは驚きながらも真剣に聞いていました。


そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で営繕職をされている遠藤さんにお話していただきました。児童たちは、遠藤さんの話を聞きながら、社会で必要なチカラについて予想をしていきました。遠藤さんは、『問題を見つける/課題発見力』の大切さを伝えてくれました。「壊れているところを見つけるのも大事だけど、特に大切にしていることは機械が壊れないようにパトロールすること。機械のSOSに気づくことです。音や動き、振動を常に敏感に感じています。生産に遅れが出ないように素早く修理しています。」と自身が常に気を付けていることを話してくれました。

質問コーナーでは、「どうしてコアレックスで働こうと思ったのですか」「収入はどのくらいですか」「ごみの出ない作り方とは具体的にどんなことですか」などの質問に対して鈴木さんは、一つ一つ自身の経験を踏まえながら丁寧に説明してくれました。


最後に、鈴木さんから、「雑紙の回収など、皆さんもできる環境に良いことを一緒にやっていきたいです。コアレックの工場で古紙の交換会もあります。家の雑紙とトイレットペーパーを交換できます。ぜひ来てください。」とメッセージを送りました。


授業終了後は、コアレックスからエスパルスとコラボしたトイレットペーパーがプレゼントされ、受け取ったトイレットペーパーと一緒に笑顔満点の記念撮影をしました。

富士宮市立白糸小学校の6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

授業にご協力いただきましたコアレックス三栄株式会社、コアレックス信栄株式会社の鈴木様、遠藤様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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