主催
静岡市(三保松原文化創造センター みほしるべ)、株式会社エスパルス
協力
株式会社故紙センタートヨタ 株式会社イデア 大和紙工株式会社
エスパルスは静岡市(三保松原文化創造センター みほしるべ)と連携し、本年6月に富士山世界文化遺産登録10周年を迎えた「三保松原」の保全啓発活動を実施しています。
10/22(日)に三保松原 羽衣の松周辺にて、地元企業3社様にご協力いただき、三保松原保全イベントを開催しました。
富士山も映える快晴の中、150名を超える参加者の皆様にお集まりいただきました。開会式では、静岡市三保松原文化創造センター 眞田剛光所長よりご挨拶をいただき、また株式会社エスパルス ホームタウン事業部長 村越剛より本企画実施の背景などを説明しました。
エスパルスの練習場やクラブハウスは、世界文化遺産 富士山の構成資産 三保松原の‘構成資産バッファゾーン’に位置します。これまで松原保全活動にトップチームやアカデミー選手、スタッフが参加してきました。また、過去にオフィシャルユニフォームに「三保松原から見える富士山柄」を採用したり、2023シーズンのユニフォームPR動画を三保松原で撮影したりしています。マスコットのパルちゃんやピカルちゃんの耳も現代版羽衣をイメージしています。
今回のイベントにはエスパルスの中山克広選手、宮本航汰選手、パルちゃん、ジュニアユースU-15も参加し、参加者の皆さんと一緒に活動を行いました。「いわき戦勝利おめでとう!」「あと3試合応援しています!」などとお声がけいただき、選手も参加者の皆さんと楽しく会話しながら熊手を使って松葉をかき集めたり、集めた松葉を袋に詰めて運んだりしました。
マツは栄養の少ない土地で育つことができる木です。しかし、松葉がたまって土地が豊かになってくると今度は他の木の森林に移り変わってしまいます。マツから別の木に移り変わらないようにするために松葉かきが必要となります。
エスパルスでは、クラブハウスのある三保半島の素晴らしい景観を後世に残すために、SDGsや環境活動に積極的に取り組むクラブとして今後も継続的に三保松原の保全活動を続けていきたいと考えています。今回作業を行ったエリアも、地元のボランティアさんがほぼ毎日活動をしてくれています。
松葉かきボランティアに参加するとオリジナルの参加賞がもらえる『三保松原保全キャンペーン』も年間を通じて実施しています。みほしるべでは毎日ボランティアを受け付けており、また定期的に各保全団体のイベントも開催されていますので、ぜひエスパルスの練習見学や三保観光と一緒に松葉かきボランティアへの参加をお願いします。
エスパルスファミリーの力で美しい世界遺産の風景を守っていきましょう!
本イベントにご参加いただきました皆様、協力企業様、静岡市の皆様、ありがとうございました。