『エスプラス』とは、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し、子どもたちと共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。
7/3(水) 静岡市立清水駒越小学校にて、クラブパートナーの「明陽電機株式会社」と共に、同校の6年生を対象にした、『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~モノづくり編~」を実施しました。
最初に、エスパルスの概要を簡単に説明した後、「エスパルスと地域との関わり」について考えました。子どもたちは、エスパルスが多くの企業にパートナーとして支援をもらい、サッカー以外にも、地域や企業と多くの事業を行っていることを知って驚いていました。
次に、明陽電機株式会社よりゲスト講師2名(菊元柾人さん、稲葉駿輔さん)を迎え、会社の概要や「仕事をする時に大切なチカラ」について説明をしていただきました。
「明陽電機株式会社」は、静岡県が誇るモノづくり企業の一つです。船の安全を守るための先端技術を使った製品作りを行う会社で、防衛省の船にも使われており、国内船の約90%に明陽電機製の製品が使われています。授業では、船内の写真から船の仕組みを考え、技術が進歩する中で、液晶のパネルなどを敢えて使用せず、万が一故障した時にすぐ直せるアナログの機械を使っているといった、普段知ることのできないお話しを聞くことができました。明陽電機の実物の製品を見る時間では、子どもたちは製品に興味津々の様子でした。
「仕事をする時に必要なチカラ」の話では、菊元さんは、【課題発見力】をあげ、製品の最終点検を行う仕事について。稲葉さんは、【主体性】の大切さに触れ、お客様の要望を形にする設計の仕事について、お話しをしてくださいました。
そして最後にお二人より、「問題を見つけること【課題発見力】は、みんなの日常生活からも出来ます。先生の荷物が多くて大変そうだと気付く事も課題発見力です。これからの生活で意識してみてください。」「【主体性】とは、自分で考え行動することです。何事にもチャレンジしてみてください。」とメッセージをいただきました。
静岡市立清水駒越小学校6年生の皆様、関係者の皆様、明陽電機株式会社の菊元様、稲葉様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。