『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校訪問し、子どもたちと共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開してします。
7/18(木) 静岡市立安倍口小学校にて、クラブパートナーの東海澱粉株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~食品商社編~」を実施しました。
世界と仕事を行う企業を知り、社会に出て必要なチカラについて考える
まずは、エスパルスについて、簡単なクイズを行う中で、エスパルスはサッカーだけの会社ではなく、さまざまな活動を行っており、地域の方やパートナー企業とのつながりを大切にしていることを学びました。次に、東海澱粉の山崎さん、宮城島さんをゲスト講師に迎え、東海澱粉という会社についての説明や、パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、「仕事をする時に必要なチカラ」について、一緒に考えていきました。
東海澱粉株式会社は、国内外のネットワークを有し、澱粉をはじめ世界中の食品を中心とした商材を扱う『世界の、食の、総合商社』です。澱粉は、「タピオカ」や「唐揚げ」など私たちにとって身近な様々な食品に使われています。また食品に限らず「ガムテープ」や「ダンボール」など幅広い用途にも使用されていると説明があると、子どもたちからは驚きの声があがりました。
また、時代とともに求められるモノの条件が変わる中で、現在は環境に配慮した食品が重要視されるようになり、東海澱粉が安心安全に配慮していること、様々な側面でSDGsを意識して仕事に取り組んでいることを分かりやすく説明してくれました。
最後に、東海澱粉の2人からそれぞれの仕事内容と、仕事をする上で「必要なチカラ」について話しをしてくれました。2人とも部署や仕事内容が違いますが、直接食品に関わる部署ではなく、会社で働く人をサポートすることが主な業務です。システム課の宮城島さんは、新しいシステムを提案する【創造力】。総務課の山崎さんは、分かりやすく伝える【発信力】と答え、理由についても丁寧に説明を行ってくれました。
質問コーナーでは、「大変なことを乗り越える方法」「なぜいまの会社に入ったのか」など仕事に関することについて、たくさんの質問がでました。質問に対して一つ一つ丁寧に答え、最後に、「すきなことを見つけると楽しく過ごせる」「たくさんのことを経験し、学ぶ中で、それを自分の力にしていってほしい」「世の中にはたくさんの仕事があるので、自分にあったものを見つけ、そこに向かって全力で頑張ってほしい」と子どもたちに力強いエールを送り、授業を終えました。
静岡市立安倍口小学校6年生の皆様、関係者の皆様、授業にご協力いただきました東海澱粉株式会社の山崎様、宮城島様をはじめ、社員の皆様、誠にありがとうございました。