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《エスパルスアプリ更新》【4/20アビスパ福岡戦】試合後コンテンツ配信情報

MATCH REVIEW

2点のビハインドを跳ね返し、鮮やかな逆転勝利を収めた前試合から中3日、エスパルスは意気揚々と聖地アイスタに凱旋した。

ホームに迎えたのは前節に首位に立った福岡である。総力戦で戦ってきた過酷な8連戦の締めくくりとしては、相応しい相手だろう。この試練を突破すれば、さらなる浮上も見えてくるはずだ。加えて、この試合にはもうひとつ負けてはいけない理由が存在した。前日に、エスパルス後援会専務理事を務める納谷聖司氏が逝去された。エスパルスの応援スタイルの礎を築くなど多大な貢献を果たしてきた故人のためにも、勝利が必要だったのだ。試合前には黙とうが捧げられ、喪章を巻いてピッチに立った選手たちは、前試合の勢いそのままに立ち上がりから躍動した。

鮮烈な輝きを放ったのは、松崎快だ。開始3分、中盤でボールを受けるとそのままするすると持ち上がり、エリア中央手前で躊躇なく左足を一閃。地を這う一撃をネットに突き刺したのだ。幸先の良いスタートを切ったエスパルスだったが…

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試合後監督コメント

秋葉忠宏監督

まず、清水エスパルスをずっと見守り、いろいろな歴史を作り、紡いできてくれた納谷聖司さんが亡くなられたということで、その魂が乗り移ったかのような素晴らしいゲームができた。選手たちに魂みたいなものが宿り、前半、身体の重い苦しい中でも3点を取ってみせるというゲームができた。本当にフットボールを愛し、清水エスパルスを愛した方が、こういう結果をもたらしてくれたと思う。納谷さんの言葉にあるように、強いことも大事ではあるが、やはり愛されるクラブになる、そのためにはひたむきに常に最後の最後まで走り抜く、戦い抜く、そしてサポーターファミリーを大事にする。そういうクラブ、チーム、選手でありたいという思いを抱いて今日ゲームに臨み、まさにそれを選手が体現してくれたことが一番嬉しかった。その上で3-1という結果を出し、8連戦の最後で苦しい中、最後の最後まで選手を突き動かしてくれたのは納谷さんの魂であり、この聖地アイスタでのサポーターファミリーの大声援であり、我々に活力とエネルギーをくれた。全員の総合力を持って、3-1という勝ち方ができたことに感謝とねぎらいの言葉を選手に贈りたいと思う。


試合の方は、だいぶ荒れそうなゲームだったが、セルフコントロールをしっかりして、自分を見失うことなく、カードは何枚か出てしまったが、しっかり勝つことができた。我々は静岡のクラブであるからこそぶれることなく、インテンシティ高く、ボールゲームをしっかりとしながらゴールへ向かい続ける、そういうフットボールをこれからもしていきたいと思う。


――怪我人が多い中で、8連戦トータルで振り返って。

本当に苦しい連戦の中、総力戦で最初のうちからいろんな選手をピッチに送り続けたからこそ、1回目ではうまくいかなくてもこの緊張感のある本番で使い続けて、どんどん成長していった。我々には頼りになるベテランもいるが若い選手が多く、使っていって痛い思いをして、なかなかうまくいかないことを経て成長していく。痛い思いもして伸びていくということを改めて実感できた。同じ轍を踏まずにしっかりと成長していることは目に見えてわかる。今日の西原も逞しかったし、その前は(弓場)将輝など非常に頼もしく逞しい選手がどんどん出てきてくれている。これからも全員の総合力と成長力、競争力を持って素晴らしいチームしていきたい。


――ボールゲームをして勝つというところの評価。

我々らしく攻守において距離感、我々の距離があるのでその距離感をちゃんと維持しながら、攻守で当たり前のように前からボールを奪いに行く。しっかりブロック組んだところからでもプレッシングにいき意図してボールを奪うところ。それプラスボールゲームになったら、いい距離感で丁寧に「止める、蹴る、運ぶ」を大事にしながらしっかり動かす。相手のいるスポーツなので、それを見ながらいつ背後を取るのか、どうゴール迫っていくのか。バックパス、バックパスのような面白くないプレーをするつもりはないので、常にボールを前進させる、丁寧にやりながらもしっかりとボールを前進させながらゴールへ迫り、その回数を増やしていき、攻守においてストロングスタイルでやりたいと思っている。まだまだ精度を上げなきゃいけないところもたくさんあるが、攻守において精度を上げて、チャンピオン、タイトルを獲るにふさわしいと思ってもらえるクラブ、もっと言えば静岡で愛されるクラブなれるようにやっていきたい。


――90分間トータルで振り返ったときに福岡にボールを持たれてしまう時間があったと思うが、清水の選手たちから余裕、持たせた感覚はあったか。

正直に言うと前半はかなり苦しかった。本当はもっと行きたかったが、やはり8連戦の疲れがあるのだなとベンチから見ていた。いつもの我々らしくなかったが、身体が重いから勝てないのではなく、その中でどう柔軟に勝つ術を得るのか。ブロックを作りながら引き込んでから行くとか、特にサイドのところに1回ボールを出させてから行くというようなことが多くなっていた。

前半はファーストでは決まらないなど我々の意図したプレーではなかったが、ハーフタイムで修正した。選手たちは修正力、対応力があるので、身体が重い中でも勝ち筋を見つける、全員がすぐ反応して勝ち筋を見つける。後半は多少涼しくなったこともあるが、かなり余裕があるなというふうに思えた。その中でどうカウンターを繰り広げていくか、ボールを奪いながらどう背後に行くのか、それとも握りに行くのか、というところの判断も非常に良かったと思う。今日は完勝に近い良いゲームしてくれたと思う。

試合後選手コメント

松崎快選手

相手は首位(前節終了時点)の福岡さんで、負けたら勝点7差となり、正直シーズン序盤にして厳しいと思っていたので、ここは絶対に勝ちたかった。その上でしっかり勝ち切れたことがすべてかなと思う。

1点目は開始すぐだったので相手も寄せて来ず、コースも見えていたので思い切り振った。結果を残さなければいけないので、ゴールへの気持ちは常に持っているし、その上でチームが勝てれば良い。

CKからのアシストは…


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羽田健人選手

途中出場の際は、とりあえずこれ以上失点しないようにという指示で投入された。やることははっきりしていたので、落ち着いてプレーできたと思う。

(相手がウェリントン選手を投入してきたことへの対応だったのか)それもあると思うし、相手がパワープレーに完全に振り切ってきていたので、そこはすごく嫌だったが、それを耐えられたことはチームとして次につながると思う。

個人として8連戦を振り返って…

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マテウスブエノ選手

福岡は上位に立っているチームだけにすごく強度があり、幸いに先制点を取れたが追いつかれた。ただ、その後に私が加入後初ゴールを決められたのは非常に嬉しい。彼らは本当に素晴らしいサッカーをしていて、それに対応できたことも嬉しく思う。

シーズン初めからセットプレーはチームとして練習していたし、幸い昨日練習した形が…

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山原怜音選手

(復帰戦となったが)今日はあまりボールには触っていないが、ようやくサッカー選手としてピッチに戻ってくることができた。みんなこれだけ連戦を戦い抜いてきて、身体も強くなっているだろうし精神的にも強くなっていると思うので、自分はその分、置いてかれていると思っている。次の試合まで期間も空くので、もう一度しっかり競争に向けて準備をしたい。

交代出場の準備をしている段階からサポーターが沸いていたが…


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宇野禅斗選手

ヒートアップする展開が前半から続いていて、全体的に熱くなった試合になったと思うが、こういう試合こそどれだけクレバーにできるかが重要だった。全体で「落ち着かせて」と話しながらできていたと思う。(後半は落ち着いた試合運びができていたが)リードしている精神状態もあったが、逆に言えばマリノス戦で自分たちは逆転を経験しているので…


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