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【イベントレポート】1月12日(水) 東海大学付属静岡翔洋高校『SDGs×静岡翔洋 Save Our Blueプロジェクト』にクラブスタッフが参加

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1月12日(水) 東海大学付属静岡翔洋高校で実施された『 SDGs×静岡翔洋 Save Our Blueプロジェクト』にて静岡市環境局ごみ減量推進課による『静岡市出前授業 静岡の海のためにできる事』が行われ、(株)エスパルス ホームタウン営業部のスタッフが参加しました。


静岡市出前授業は、プラスチックごみの削減をきっかけに、静岡市のごみの減量に取り組んでもらうことを目的に、2020年より、市内の小・中学校、高校で実施されています。プラスチックごみの現状から今後このままプラスチックごみが流出し続ければ将来私たちの健康に影響を及ぼすおそれがあることを伝え、プラスチックごみを削減するために何ができるか考え、目標に向かって実際に取り組んでもらいます。


今回エスパルスは「プラスチックごみの削減に取り組む企業の取り組み」のパートに参加し、クラブの活動紹介とワークショップを行いました。


静岡市より全体に向けて行われた講義では、2019年に日本全体では850万トンのプラスチックごみが排出され、このうち約50%が一度だけ使って捨てられてしまう使い捨てプラスチックであるということ、また海洋ごみの75%がプラスチックごみで、5mm以下のマイクロプラスチックの海洋流出も世界的な問題であることなどが生徒たちに説明されました。


今から20年後、世界中の海や川に流れるプラスチックごみの量を予測すると、何もしなければ3億9千万トンのごみが出ます。しかし、10年後から取り組みを始めると3億トン、今から取り組みをはじめれば1億6千万トンにごみの量を抑えることができます。


プラスチックは軽い、安い、丈夫、色々な形に変形可能といった特徴があり、今や生活にかかせない素材です。身の回りには多くのプラスチック製品があり、プラスチックを完全になくすことは困難です。ではどうしたらプラスチックごみを削減することができるのでしょうか?


エスパルスの取り組み紹介とワークショップでは、まず初めにクラブのホームタウン活動やSDGsの取り組みの一環として、プラスチックごみ削減の活動を紹介しました。エスパルスは海に囲まれた三保半島にあり、クラブカラーのディープシーブルーは駿河湾をイメージしています。そのため海との繋がりも深く、海洋プラスチックごみ問題は身近な地域課題です。クラブ単独ではできることが少ない現状の中で、行政やパートナー企業と連携しながら行っている三保海岸清掃、脱プラスチックに向けた紙ファイルの利用促進、小中学校に実施している授業などを紹介しました。


授業の後半では、プラスチックごみ削減のために「清水エスパルス×東海大静岡翔洋高校の取り組みを考えよう!」をテーマにワークショップを行いました。生徒からは、「人口芝に使用されている素材をプラスチックごみからリサイクルできないか」「選手やサポーターや高校生などで一緒に海岸のごみ拾いをして、多く回収した人には選手のサインやチケットを景品としてプレゼントする」「試合を見に来た人にサッカーボール柄のごみ袋を定期的に配り、たくさんごみを集めるとボールの形になるようにする」「スタンプカードを作り、リサイクルに協力してくれた人にグッズの割引などを行う」など、限られた時間にも関わらず多くのアイデアが発表されました。高校生らしい自由で柔軟な発想に驚かされるとともに、環境問題について真剣に考え意見を出し合う姿に頼もしさを感じるワークショップとなりました。


東海大学付属静岡翔洋高校の皆様、静岡市環境局ごみ減量推進課の皆様、授業に参加された各企業の皆様、ありがとうございました。

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