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【イベントレポート】7月14日(金) 富士市立岩松北小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士市版~ リサイクル企業編』を開催 (協力:コアレックス信栄株式会社)

7月14日(金) 富士市立岩松北小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士市版~』を開催しました。


『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。

企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生105名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。


コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。富士市内でも、エスパルスと協働して子どもたちにファイルを配布するなど富士市の児童にとっても身近な企業であります。今回の授業では、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』を考えながら地元企業であるコアレックスの取り組みについて理解を深めました。


授業の中で児童たちは、コアレックス製のトイレットペーパー(再生紙)と他社製のトイレットペーパー(パルプ)の触り比べクイズにチャレンジしました。子どもたちからは、「全然分からない」「触っただけだとどれが再生紙か分からない」など、コアレックスの製品開発の技術力に驚いた様子でした。静岡本社運営部の鈴木さんが、「実際に触ってみると使い心地はそこまで変わりません。使い心地が良くないからパルプのものを使うのではなく、リサイクルされたものも意識してもらいたい。」と話すと、子どもたちはうなずきながら聞いていました。

そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で営繕職をされている遠藤さんにお話していただきました。その中で遠藤さんは、『問題を見つける/課題発見力』の大切さを伝えてくれました。「一番大切にしていることは機械が壊れないようにしていることです。機械のSOSに気づくことです。そのために五感をフル活用して、変な音や動き、振動を常に敏感に感じて仕事をしています。」と自身が常に気を付けていることを話してくれました。


質問コーナーでは、「いつからエスパルスと取組みをしていますか」「どんな機械を使っていますか」「何種類くらい製品がありますか」など次々と質問が寄せられましたが、鈴木さんと遠藤さんは、一つ一つ丁寧に答えていました。


最後に、鈴木さんから、「今日は皆さんと一緒に学ぶことができ、ありがとうございました。SDGsのことやリサイクルのことなど、これからたくさんのことを学んで大人になると思います。苦手なことにも得意なことにもチャレンジして、勉強したり体験したりしてください。」とメッセージを送りました。


授業終了後は、コアレックスからエスパルスとコラボしたトイレットペーパーがプレゼントされ、受け取った子どもたちは緊張しながらもお礼の言葉を述べました。

富士市立岩松北小学校の6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

授業にご協力いただきましたコアレックス信栄株式会社の鈴木様、遠藤様、稲葉様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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