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【イベントレポート】6月17日(火)静岡市立清水三保第一小学校『静岡の海を守るために~プラスチックごみ削減~』静岡市 環境出前授業にクラブスタッフが参加

静岡市×エスパルス 環境について考える!

6/17(火)に静岡市立清水三保第一小学校にて小学4年生を対象に『静岡の海を守るために~プラスチックごみ削減~』静岡市 環境出前授業が行われ、(株)エスパルス ホームタウン事業部のスタッフが参加しました。


この授業は、静岡市のごみ減量推進課と清水エスパルスが協働で、SDGsについての理解を深めると同時に、環境問題を自分事と捉え、自身の生活や行動が変化するきっかけとすることを目的に実施しました。


まず静岡市ごみ減量推進課 喜瀬川さんより「プラスチックごみの現状について」の説明が行われました。静岡市で一年間に発生する可燃ごみは12万トン以上、そのうちプラスチックごみは23%を占めており、その量なんと2万8千トンを超えます。そしてそのプラスチックごみの80%を占めるのが使い捨てプラスチックごみだそうです。そのごみの影響で海が汚れたり、魚がごみを誤飲してしまったりすること。そして、マイクロプラスチックごみを食べた魚を私たちが口にすることで人体に悪影響を及ぼす可能性があることなどの説明がありました。海洋ゴミで作られたクジラのオブジェや、プラスチックごみを飲み込んで死んでしまった魚や鳥の写真を見て、問題の深刻さを感じ取っている様子が見受けられました。


その後、エスパルスが行っている地域貢献活動や環境への取り組みについての説明を行いました。サッカーと環境問題は深い関わりがあることを説明し、脱プラスチックに向けたさまざまな取り組みや、環境にやさしいプラスチック素材を利用した下敷きの作成・配布、海岸清掃や三保松原の保全への参加など、エスパルスが実施している活動を紹介しました。

三保の海をみんなで守ろう大作戦!

授業後半では、三保海岸から持ってきた砂にマイクロプラスチックがどれだけ含まれているかを観察しました。海外で撮影された写真を見ながらマイクロプラスチックの話を聞いていた児童たちも、学校のすぐ近くの海岸から持ってきた砂に、たくさんのマイクロプラスチックが含まれていることを目の当たりにして、環境問題が遠い外国の話ではなく、自分たちの身近な問題であるということに気づき、自分事としてとらえるきっかけとなりました。


その後のワークショップでは、「三保の海をみんなで守ろう大作戦」と題して、学校全体・地域全体にプラスチックごみを減らす取組を広めるための動画作りをしました。前半の授業で学んだ、マイクロプラスチックが環境に及ぼす悪影響を踏まえて、これから自分たちができること・取り組んでいくことをグループごとに考え、カメラの前で発表しました。動画撮影までに残された短い時間の中での準備でしたが、みんなで協力しながら取り組み、何とか形になりました。目の前のカメラに緊張しながらも一生懸命グループで考えたことを発表してくれました。撮影した動画はエスパルスHP内に掲載予定です、お楽しみにしていてください!

静岡市立清水三保第一小学校の皆様、静岡市ごみ減量推進課の皆様、ありがとうござました。

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