エスパルスは静岡市と連携し、三保松原の保全啓発活動を実施しています。8月2日(土)株式会社故紙センタートヨタ様にご協力いただき、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」にて小学生の親子を対象に夏休み学習イベント『パルちゃんと一緒に親子で学ぼう!三保松原』を開催しました。
エスパルスと三保松原はどんな関係?
最初に、エスパルススタッフより『エスパルスと三保松原のつながり』について紹介しました。エスパルスのエンブレムの上部は富士山がモチーフになっています。練習場やクラブハウスは世界文化遺産 富士山の構成資産 三保松原における‘バッファゾーン’に位置し、トップチームやアカデミー選手、スタッフが三保松原の保全活動に参加してきました。
現在トップチームで活躍する宮本航汰選手は三保出身の選手です。
また、2013~2018シーズンにはオフィシャルユニフォームに「三保松原から見える富士山柄」を採用し、三保松原で様々な選手プロモーション撮影を行ってきました。
そして、エスパルスを通じてもっと三保松原の魅力や保全活動が大切なことを知ってもらうために、ホームタウン活動の一環として保全キャンペーンやスタジアムイベントの実施、オリジナルイラストなどで啓発を行っています。
クイズに挑戦!パルちゃんにもヒントが・・・
次は、みほしるべ館内を巡りクイズにチャレンジです!エスパルスオリジナルのクイズシートには「パルちゃんの耳は現代版の何がモチーフになっている?」「三保松原のマツの99%は何マツ?」といった問題があり、パルちゃんも一緒にクイズを考えました。子どもたちはパルちゃんや保護者の方にヒントをもらい、全問回答を記入していました。
三保松原について学ぼう
そして、みほしるべスタッフとクイズの答え合わせをしながら三保松原についての知識を深めました。松原が風やしお、砂から私たちの生活を守ってくれていることや、松脂が生活の中で活用されていることなどを学び、親子で答え合わせをしながらお話を聞いてくれました。少し難しい問題もありましたが、全問正解した子もいて、また講座後に兄弟と再チャレンジしてくれた子もいました。
羽衣の松の近くで松葉かきを体験!
講座のあとは羽衣の松の近くに移動し、実際に松葉かきを体験しました。猛暑の中でしたが、松原の中は少し涼しく、親子で協力しながら松葉を集め10分ほどで袋がいっぱいになりました。力を入れずに熊手でかき集めるだけですぐにたくさんの松葉が集まります。「思ったよりも簡単だった」「兄弟を連れてまた来たいです」といった感想をいただきました。
松が別の木に移り変わってしまうことを防ぐために松葉かきなどの保全活動が必要で、広い松原を守るためには、より多くの人の力が求められます。
終了後のアンケートでは、子どもたちから「くいずたのしかった、ぱるちゃんだいすき」「まつの大じさがわかりました。たのしくてまたやりたくなりました。」「くまでははじめてつかった!たのしかった!」「パルちゃんとしゃしんがとれてとてもうれしいたいけんでした。」
といった感想をいただき、保護者の皆様からは、「子どもがとても楽しめた様です。またやりに来たい!と言っていました。」「エスパルスと環境保全に参加できることを嬉しく思います。」「このステキな風景がいつまでも残っていくことを願っています。」といったコメントが寄せられました。
イベントにご参加いただいた皆様、静岡市・みほしるべの皆様、協力企業様、ありがとうございました。