クラブが優先的に取り組むSDGsに関する活動内容の一部をご紹介します。この他にも多くのサステナビリティ活動を実施しています。
すべての人に健康と福祉を
生涯スポーツ普及
地域の人びとと共に、生涯スポーツの普及に取り組んでいます。
年齢・性別・サッカー経験を問わず、参加者全員が楽しめることを目指し、多くのイベントを企画、開催しています。
また、自治体や地元企業、各種団体のイベントにも協働して取り組んでいます。
※この図は、「すべての人に健康と福祉を」全般を示しています。
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- 巡回スポーツ教室
2003年より、Jリーグアカデミー活動の一環として実施。Jリーグの活動理念「地域に深く根ざすホームタウン制」とクラブの基本理念「地域スポーツ文化の発展に寄与する」を実現すべく、静岡県内中西部から東部エリアの認定こども園・保育園・幼稚園をエスパルスサッカースクールコーチが訪問し、サッカーや体を動かす事の楽しさ、スポーツの喜びを伝えています。2023シーズンは287園にて開催し、7,047人の園児が参加しています。 詳しくはこちら
- 巡回スポーツ教室
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- プレキッズ(年少児)教室
エスパルスのホームタウンや周辺市町で生まれた子どもたちを対象に、エスパルスファミリーの一員として、夢を持って元気よく育って欲しいという願いをこめて、スクールコーチによる「親子サッカー教室」を各エリアにて開催しています。
- プレキッズ(年少児)教室
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- 大人のサッカークリニック
性別・サッカー経験を問わず楽しくボールを蹴り、基本練習や試合を行っています。地域の人びとが楽しみながらサッカーの技術向上を目指すとともに、健康増進や地域コミュニティの醸成も目的としています。
- 大人のサッカークリニック
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- ウォーキングフットボール
走れない・ボディコンタクトなしで、誰もが気軽に安心して楽しめるウォーキングフットボール。エスパルスでは「無理なく笑顔で楽しく」をモットーに、イベント等で教室を開催しています。
- ウォーキングフットボール
質の高い教育をみんなに
ホームタウン次世代育成プロジェクト エスプラス
ホームタウン静岡市にて、大学・企業と協働した魅力ある授業づくりを推進し、クラブや地域への愛着醸成を図るとともに、子どもたちの学習への興味や関心を高めるため、エスパルスの選手・スタッフ・職員、また市内の企業社員が小・中学校を訪問してゲスト講師となり、算数や理科などにサッカーを関連付けた内容や、社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業を行っています。2021年度より、ファミリータウン市町でも授業を展開しています。
※この図は、「質の高い教育をみんなに」の中の『エスプラス』を示しています。
詳しくはこちら
選手及びスタッフと一緒に学ぶ参加型教育授業 |
算数・理科 |
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サッカークラブを支えるスタッフの仕事を題材としたキャリア教育授業 |
『エスパルススタッフ編』 |
エスパルスをサポートする市内企業から社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 |
社会に出て必要なチカラを考えよう |
ジェンダー平等を実現しよう
なでしこひろば
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が推進する女子サッカー普及のためのプロジェクト『JFAなでしこひろば』の主旨に賛同し、すべての女性が、日常生活の中でサッカーやフットサルを気軽に「はじめる」「たのしむ」「つづける」ための場所を提供しています。また、女子選手同士の交流を深めることで、課題や悩みを共有し共に成長できる場も提供しています。
※この図は、「ジェンダー平等を実現しよう」全般を示しています。
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- ORANGE WAVE・エスパルスダンススクール
清水エスパルスのオフィシャルチアリーダー ORANGE WAVEは、ホームゲームでチアパフォーマンスを披露してスタジアムを盛り上げるだけでなく、ホームタウン活動やプロモーション活動など幅広いフィールドで活躍しています。
また、ORANGE WAVE現役または経験者が講師を務める、『エスパルスダンススクール』を開校し、地域の幼児から高校生までの女の子を対象にレッスンを実施しています。 ORANGE WAVE ダンススクール - ORANGE WAVE・エスパルスダンススクール
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- ホワイトリボンラン
『Healthy Women, Healthy World 女性の健康が、世界を変える。」をテーマに、国際女性デーに向けて、「走ろう。自分のために。誰かのために。」のスローガンを掲げ、同じ大会公式Tシャツを着て世界の女性のために走る公益財団法人ジョイセフ主催のイベントに協賛しています。
- ホワイトリボンラン
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- 女性が活躍する環境づくり
サッカースクールにおいて女性コーチを採用しています。
社内の就業規則等における育児との両立支援施策を検討し、女性スタッフの働きやすい職場環境作りに努めています。 - 女性が活躍する環境づくり
住み続けられるまちづくりを
PULCLE
PULCLEとは、クラブがブランド協力をしている、いつでもどこのポートでも自転車の貸出・返却ができる静岡市のシェアサイクル事業です。これにより、公共交通機関の補完や利用促進、自動車交通の抑制による環境負荷の軽減、自転車を所有から共有に切り替わることによる放置自転車の減少、まちなかの回遊性向上による地域活性化等を目指しています。
※この図は、「住み続けられるまちづくりを」の中の『PULCLE』を示しています。
詳しくはこちら
地域の課題 | 清水エスパルスのクラブハウスや練習場、富士山世界文化遺産構成資産三保松原がある三保地区は、清水駅からのアクセスの悪さが課題となっていました。 |
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静岡市の取組み | 多くの市民が安全で快適に自転車を利用できるよう「静岡市自転車活用推進計画」を策定し、新たな都市交通システムとしてシェアサイクル事業を官民連携で実施しました。 |
クラブの役割 | 市民の認知度が高いパルちゃんを使ったロゴやネーミングで、一緒に地域を盛り上げる役割を担っています。 |
取組みの効果 |
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今後の展開 |
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- Jリーグ東海地区6クラブの防災協働プロジェクト ソナエル東海
清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津、名古屋グランパス、FC岐阜の6クラブでは、「備えるを、たのしもう。」をコンセプトに、防災意識を高め、具体的な行動の喚起へと繋げるための活動を実施しています。
エスパルスでは、災害発生時の避難行動動画の作成、防災グッズの販売等を行っています。 詳しくはこちら - Jリーグ東海地区6クラブの防災協働プロジェクト ソナエル東海
様々なホームタウン活動
気候変動に具体的な対策を
エスパルス エコチャレンジ
エスパルスは2007年12月、「地球にやさしいサッカークラブであるために。次世代に快適にサッカーのできる環境を引き継いでいくために。」をコンセプトに掲げ、「カーボン・オフセットクラブ化」を日本のプロスポーツ界で初めて宣言し、クラブCSR活動の一つとして『エスパルス エコチャレンジ』をスタートしました。以降、静岡市と連携したCOOL CHOICE啓発活動、校庭・園庭芝生化、紙コップの分別回収及びリサイクルなど、様々なエコ活動にパートナー企業とともに取組んでいます。2021年11月には『ゼロカーボン プロスポーツクラブ宣言』を表明し、環境への取り組みを強化しています。
※この図は、「気候変動に具体的な対策を」全般を示しています。
詳しくはこちら
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- カーボンオフセット活動
2008年から2012年までの5年間に日本平スタジアム(現IAIスタジアム日本平)でのホームゲーム開催により排出される二酸化炭素(カーボン)をオフセット(相殺)する「カーボン・オフセットクラブ化」を宣言し、二酸化炭素排出権購入に関する契約を締結しました。 なお、本契約は国連認証済みで、最終的に排出権は日本政府に譲渡されます。また、2013年からの5年間分のクレジットも購入しました。 詳しくはこちら
- カーボンオフセット活動
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- IAIスタジアム日本平「静岡県産100%実質再生可能エネルギー電力」運用開始
(株)エスパルスが、指定管理者(静岡スポーツスクエア共同事業体)として、 運営管理を行っているIAIスタジアム日本平の2024年度電力供給につい て、100%実質再生可能エネルギー由来とする取り組みを開始しています。
本事業は、エスパルスが2021年11月に表明した「ゼロカーボン プロス ポーツクラブ宣言」に則り、鈴与商事株式会社及び電源開発株式会社の 共同出資会社であり、小売電気事業を担う鈴与電力株式会社とのパート ナーシップにより実施するものとなります。 - IAIスタジアム日本平「静岡県産100%実質再生可能エネルギー電力」運用開始
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- デコ活/COOL CHOICE啓発活動
「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」をしていこうという取組です。清水エスパルスは静岡市と連携し、様々なCOOL CHOICE啓発活動に取組んでいます。
※2024年より「デコ活」啓発活動へ移行 詳しくはこちら - デコ活/COOL CHOICE啓発活動
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- 校庭・園庭芝生化
エスパルス三保グラウンドの整備作業の際に生じる廃材(小さな芝生の株)を利用した”ポット苗方式”による、県内の小中学校、幼稚園、保育園の校庭・園庭の芝生化を支援する活動を、「しずおか校庭芝生化応援団」の一員として行っております。 詳しくはこちら
- 校庭・園庭芝生化
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- 紙コップの分別回収 / 社内ペーパレス化
スタジアムでは使用された紙コップの分別回収を行っております。回収された紙コップは、トイレットペーパーになって日本平スタジアム(現IAIスタジアム日本平)に戻ってきます。
また、クラブ自らもデジタル化を推進し、社内のペーパレス化による焼却有害物質を減らし、環境負荷の低減を目指しています。 詳しくはこちら - 紙コップの分別回収 / 社内ペーパレス化
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- SDGs環境プログラム
脱炭素社会の実現のためには、次世代を担う子どもたちへの啓蒙・啓発 活動は非常に重要な課題です。
エスパルスでは、雑紙を回収してトイレットペーパーにリサイクルする 活動や自然由来の容器を土に分解する企画、海洋プラスチック問題を実 体験するビーチコーミング、気候変動をスポーツやサッカーの側面から 自分事として捉え個々の行動変容を促す「ゼロカーボンサッカークリ ニック」など、子どもたちを対象としたSDGs環境教育プログラムを多数 実施しています。
また、静岡市が行う学校への環境出前授業に講師協力しています。 - SDGs環境プログラム
平和と公正をすべての人に
人権啓発活動
静岡市と協働で人権尊重にかかわる広範かつ効果的な啓発活動を実施しています。清水エスパルスの選手・スクールコーチが講師を務める人権サッカー教室では、相手の気持ちを考えることの大切さを理解し、他人に対する思いやりの心やいたわりの心を育むことをサッカーを通じて伝えています。
※この図は、「平和と公正をすべての人に」全般を示しています。
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- オレンジリボンキャンペーン
2008年より、静岡市と協働でオレンジリボンキャンペーン(児童虐待防止活動)を推進しています。シンボルマークである「オレンジリボン」を普及させ、一人でも多くの方に「子ども虐待防止のために何ができるのか」を考えていただき、すべての子どもが健やかに育つ社会を築ける行動が広がることを目指しています。
- オレンジリボンキャンペーン
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- Orange Heart Project
様々な事情から“こころの病”と向き合う方々を、医薬品だけではなくスポーツの力でもサポートすることにより、就労支援、社会復帰を始めとするノーマライゼーション社会を実現したいというヤンセンファーマ株式会社の想いから、同社が展開するHeart Projectの一環として2021年にスタートしました。
障がいを持っている方、こころの病を抱えている方の就労支援や社会復帰をスポーツを通じてサポートし、障がいに対する社会の理解の促進、誰もが生きがいや働きがいを感じる豊かな社会『ノーマライゼーション』の実現を目指しています。 - Orange Heart Project
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- エスパルス福祉基金
地域福祉・医療への貢献を主旨に、ホームゲームのゴール数と入場者数、無失点試合数に応じて金額を積み上げる基金で、シーズン終了後に福祉団体・医療機関等に寄付しています。
2009年より10年以上にわたり継続して実施しています。
(2023シーズン 5,150,020円) 詳しくはこちら - エスパルス福祉基金
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- ハンディキャップのある児童へのサッカー教室
ハンディキャップのある児童を対象にスクールコーチがサッカー教室を開催し、地域のすべての子どもたちがサッカーを楽しめる環境づくりを目指しています。
- ハンディキャップのある児童へのサッカー教室
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- 海外におけるサッカー教室
台湾での知的障がい者サッカー教室、タイの児童養護施設でのサッカー教室など、海外におけるサステナビリティ活動も継続的に行っています。
- 海外におけるサッカー教室