NEWSニュース

【イベントレポート】エスパルスエコチャレンジTO 2050 『ゼロカーボン・プロジェクト』ワークショップを開催

■エスパルス「ゼロカーボン・プロジェクト」ワークショップとは

クラブとステークホルダーが共通課題として有しているゼロカーボンの推進に対して、「クラブが取り組んでいる活動が地域にどう貢献しているか」、「ステークホルダーはクラブにどのような活動を期待しているか」、また、「パートナーと協働してどのような活動ができるのか」等について、具体的な活動と将来目標を明確化すること及び新たな共創を模索することを目的に、株主を中心としたパートナー企業及び静岡市より参画いただき、昨年9月に続き2回目のワークショップを開催しました。

■ご参加いただいた皆様

鈴与株式会社、鈴与商事株式会社、株式会社清水銀行、株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社、株式会社SBSプロモーション、静岡鉄道株式会社、しずてつジャストライン株式会社、春日製紙工業株式会社、株式会社TOKAIケーブルネットワーク、株式会社ドリームプラザ、株式会社システムオリジン、静岡県地球温暖化防止活動推進センター、KPMGコンサルティング株式会社、静岡市、公益財団法人日本プロサッカーリーグ(敬称略、順不同)

■ファシリテーター

KPMGコンサルティング株式会社 土屋 光輝 様(ファシリテーター)

■ワークショップ実施レポート

≪ワークショップタイムテーブル≫

1. 導入、第1回ワークショップの振り返り

第1回ワークショップにおいて議論したゼロカーボン推進のためのクラブとの共創/エスパルスが持つ強みを活かした共創による取り組み・活動、またそれらがもたらす価値や成果について振り返りました。


2. 清水エスパルスの理解

エスパルスの価値創造ストーリー、SDGs ACTION、ゼロカーボンに向けたクラブのこれまでの歴史や取り組みについてホームタウン事業部 村越剛よりご説明しました。

3. Jリーグの取り組み

Jリーグは2021年に環境省と連携協定を締結しました。これまでのJリーグの環境への取り組みや、今後のビジョンについてJリーグ サステナビリティ部 社会連携グループの鈴木順様よりお話いただきました。

4. グループワーク
静岡大学との連携によるゼロカーボン・プロジェクトにおいて、2022年9月にエスパルスの活動に関連する温室効果ガス排出量を算定しました。その中で、スタジアムにおける排出量が17.1%と比較的高い割合を占め、その排出要因としては、電気使用(52.9%)と来場者の交通(20.1%)が上位となっています。
そこで、今回は「スタジアムへのエコ来場」をテーマにワークショップを実施することとし、①公共交通機関の利用、②徒歩、自転車の利用、③自動車の使い方の工夫、④長距離移動の工夫、⑤来場におけるCO2削減の取り組みへの参加、⑥意識変容・行動変容を促す啓蒙活動の6つの観点から具体的な活動や新たな共創について6つのグループに分かれて議論しました。

5. グループワークの整理及び発表
各グループで議論した内容を発表いただきました。以下にその一部をご紹介いたします。

①公共交通機関の利用
・駅周辺の更なる賑わい創出、観戦後サービス(チケット提示で特典等)の強化⇒地域活性化にも繋がる
・公共交通機関の利用へのインセンティブ付与(アイスタハッピーアワーによるシャトルバス利用促進等)
・駐車場なし+SS席の「エコチケット」の販売
・駐車場の販売価格の見直し

②徒歩、自転車の利用
・ゲーム性のある楽しみながら参加できる企画(清水駅~アイスタまでのスタンプラリー、ウォーキングアプリへのポイント連携)
・徒歩来場の道中でなければ立ち寄れないような選手おススメの店舗紹介やそのような場所でのイベント開催

③自動車の使い方の工夫
・渋滞を緩和するための時差来場の促進
・自動車・タクシー等の相乗りの促進
・オフセット付の駐車券販売

④長距離移動の工夫

⑤来場におけるCO2削減の取り組みへの参加
・周辺企業の駐車場からパーク&ライドやカーシェアリング
・シェアサイクルPULCLEの利用促進

⑥意識変容・行動変容を促す啓蒙活動
・クラブからの積極的な情報発信(選手やマスコットの活用)
・温室効果ガス排出削減量の可視化による一体感の創出(例えばJAしみず~アイスタまでの坂をみんなで徒歩で上ると○○削減、バスだと○○削減等)

エスパルスエコチャレンジto 2050 ゼロカーボン・プロジェクトワークショップにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今後クラブにてエコ来場に関する施策を検討していきます。

これからもエスパルスは、脱炭素社会の実現、持続可能な社会の実現に向けて、スポーツの力で皆様と共に歩みを進めて参ります。静岡から脱炭素社会実現に向け、地域の機運をさらに高めていくために「エスパルス ゼロカーボン・プロジェクト」に是非賛同・参画ください。私たちの美しい地球を一緒に守っていきましょう!

ニュース一覧

more

あなたにオススメのニュース