1月8日(水)、清水エスパルスの2025シーズン新体制発表記者会見が行われました。
メディア各社を集め、2025新ユニフォームの発表、社長・GM会見および2025クラブスローガン発表、その後、新監督・新加入コーチングスタッフ紹介、新加入選手の紹介が行われました。
会見の模様は以下の通りです。
コメント
■エスパルス 代表取締役社長 山室 晋也
皆さん明けましておめでとうございます。
昨季は多くの皆様に支えられまして、J2での優勝、J1昇格を決めることができまして多くのファン・サポーター、パートナー、エスパルスに関わる方と共に喜び、感動の時を共有できたことを大変うれしく思います。最高の一年でした。
今季はJ1という本来いるべきステージに戻るわけですが、今季の目標、当然戦う以上は優勝でありますけれども、10位以内に確実に入りたい。町田さんですとかヴェルディさんが昨シーズン3位、6位ということで我々も10位以内というのは確実にいけることではないかなと思います。
全力で戦って盛り上げていきたいと思っております。
そして、今シーズン2025のスローガンですが、昨季は「ONE FAMILY」ということで、まさにファン・サポーター多くの皆さんが一致団結してその絆を強めたチームでしたけれども、今季はその絆をさらに強く、深く、ONE FAMILYとともに高みにチャレンジしていきたい1年にしたいと思いまして、引き続きONE FAMILY 2025ということでチャレンジして参りたいと考えております。
よろしくお願いいたします。
■エスパルス ゼネラルマネージャー サッカー事業本部長 反町 康治
皆さん明けましておめでとうございます。
今季J1でTOP10以内を目指していきたいと思っております。
「J1優勝」と言いたいところですが、J2で戦ってきた経緯を含めますと、まずはここに照準を絞っていきたいなと思います。
シーズン途中で上方修正できることが好ましいと考えております。
より強くより愛される清水エスパルスにしていきたいと思います。
J1でTOP10に入るとともに、サスティナブル=持続可能なチームを目指すことが大事なことと考えております。
昨季の反省や課題を今季に活かしていきたいということでまず、メディカル体制を変更させていただきました。
残念ながらJ2の昨季の終盤では、25歳以上の選手がスタートメンバーを占めておりまして、20代の前半は宇野ぐらい。
若い選手の台頭と成長を期す1年にしたいと思っています。
エスパルスはHG(ホームグロウン)はそんなに少ない方ではないと思います。ただ持続可能なチームを目指すには、HGの選手を増やしたいと思っています。
昨年末に観に行ったのですが、広島vs札幌は、メンバー表を見ますと、スタメンで11人中6人にHG印が付いています。
全体18人のうち9名がHGが付いており、リーグの上位で優勝争いをしている。
エスパルスも将来的にはこのようにしていきたい。
「TOPチームとアカデミーの融合」
育成型クラブという意味合いを含めると下から上へ、上から下へ絆を強くしていきたい。
トランジションコーチを置いて上から下へ下から上へパイプを強くしていきたいと思います。
トランジションコーチですが市川大祐コーチを置いております。
彼はTOPチームにも参加しますし、アカデミーにも参加します。
交流を深め、良い環境を作っていきたい。それが将来的には強いエスパルスになるのではないかなと思います。
メディカルスタッフなども含めて変えております。
選手の編成は、既存の選手よりも極力競争する相手が若い選手、パーソナリティーに優れた選手、クオリティーが高い選手、トランジションに力がある選手、スピードが足りない印象を補うために、Maxで時速30以上の力を出せる選手を中心に選びました。
J1の試合を何試合か見ましたが、ランクはJ2と比べて格段に高いです。
その中で秋葉監督と相談し、意向も踏まえて編成しました。
平均年齢は、全体で24.3歳。大きく変わったかなと思います。
エスパルスのフットボールスタイルは、アクションフットボールと掲げてアナウンスしています。
攻守にインテンシブの高い躍動感のあるサッカーというのを目指して、この1年やっていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
質疑応答
――選手を補強するうえで、特定の基準を超える選手を求めて選考された等というものがあれば教えてください。
新体制発表の模様は、youtubeからご覧いただけます。
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【レポート】代表取締役社長、ゼネラルマネージャー会見
【レポート】新コーチングスタッフ紹介
【レポート】新加入選手紹介
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