新型コロナウイルス感染症の影響により延期されていた2020明治安田生命Jリーグの再開にあたり、静岡県内Jリーグ4クラブの代表および選手が、試合開催に向けての挨拶のため、昨日（6/9）、静岡県知事を表敬訪問いたしました。
また、選手会による「One Shizuoka Project」活動において集めた寄付金を、新型コロナウイルス感染対策費用として静岡県に贈呈いたしました。

今回の訪問者が紹介された後、訪問クラブを代表して、山室晋也エスパルス社長がJリーグ再開に向けて、
「3月より試合中断が続いておりましたが、政府の緊急事態宣言の解除を受け、専門家とも協議を行い、明治安田生命Ｊ２リーグは６月２７日再開、Ｊ３リーグは6月27日開幕、Ｊ１リーグは7月4日再開を目指すことになりました。Ｊリーグ及び県内４クラブは、今後も決して気を緩めることなく、応援いただいている県民の皆さまはじめファン・サポーターの健康を第一に、Jリーグの対策ガイドライン、静岡県イベント開催における感染防止方針に則り安全、安心な試合運営を行ってまいります。引き続き、Ｊリーグ及び県内４クラブにお力添えいただけますよう、心よりお願い申し上げます。」
と現況の説明を行いました。

また、ジュビロ磐田 山田大記選手より「One Shizuoka Project」の活動説明が行われ、川勝県知事より、
「スポーツ選手にとっては大変な時できつかったと思います。しかし、日頃ライバルの選手たちがサポーターと共に静岡県民のために何かできないかと考えて下さり、励まして下さって、本当に素晴らしいチームを我々は持っているんだなと改めて感じました。県民を代表して心から熱く御礼申し上げます。
感染はまだまだ予断を許さない状況であり、県民や選手の安全を守るための無観客試合は辛いと思いますが、実際はその向こうに720万個の目が皆さんのプレーを見ています。清々しいプレーを見せて我々に元気を与えて欲しい。それは何よりも子供たちの夢を育みますので、お互いトップを目指して頑張ってください」
とお礼と激励の言葉をいただきました。

最後に山田選手より県知事に寄付金（目録）が贈呈され、県知事より各チーム代表選手に感謝状が授与されました。


【訪問者】　　
清水エスパルス　山室晋也 代表取締役社長、立田悠悟選手
アスルクラロ沼津　渡邉隆司 代表取締役社長、尾崎瑛一郎選手
藤枝MYFC　鎌田昌治 代表取締役、杉本拓也選手
ジュビロ磐田　小野勝 代表取締役社長、山田大記選手