7月21日(金) 静岡市立安東小学校にて、エスパルススカウト部の兵働昭弘を講師に『エスプラス』元プロサッカー選手編「キャリア教育」を実施しました。

『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス＋教科、エスパルス＋キャリア教育（クラブスタッフ編、元サッカー選手編）、エスパルス＋キャリア教育＋企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。

授業はエスパルスの簡単なクイズからスタート。「みんなエスパルス知ってる？」の問いかけには、全児童が手を挙げてくれました。

続いて、兵働が登場し、現役時代のプレーや対戦相手の映像を見せると、感嘆の声があがりました。サッカー選手としてまたキャプテンとして、現役時代に学んだことや感じたこと、中でも、「限界を作らずチャレンジし続けること」、人と比べるのではなく、誰にも負けない「自分の武器を見つける」ことで、14年も現役を続けられたと思うと話し、児童たちに「自分の武器」をもっているかの問いかけたところ、多くの児童が「自分の武器」を発表してくれました。

そして、困っている時、弱っている時に支えてくれた仲間、恩師、家族、サポーター、出会ったすべての人たちが自分の財産であり、感謝しているので、みんなも友達や家族、先生を大切にして欲しいと伝えました。

次に、仕事をする上で「必要なチカラ」については、キャプテンの時は、試合に勝てない時、チームの状態が悪い時に、どうしたら良くなるか？「課題発見力」が重要だと思っていましたが、今スカウトの仕事をしていると、初めて会う相手に対して、「分かりやすく伝える発信力」がとても大事な事だと思うと話しました。

質問コーナーでは、「スカウトをする時、ポイントとなる部分はどこですか？」「子供の頃サッカーやっていましたか？」「現役時代にやりがいはどんな時に感じましたか？」など、次々に質問が飛び出し、どの質問にも丁寧に答えていました。いつの日か、この中から兵働にスカウトされる選手が生まれたら楽しいですね。

最後にみんなで記念撮影をし、授業は終了となりました。