6/27(木)に静岡市立森下小学校にて小学4年生を対象に『静岡の海を守るために』をテーマにした環境授業が行われ、(株)エスパルス ホームタウン事業部のスタッフが参加しました。
この授業は、静岡市のごみ減量推進課と協働で、SDGsについての理解を深めると同時に、環境問題を自分事と捉え、自身の生活や行動が変化するきっかけとすることを目的に実施しました。
静岡市×エスパルス×森下小で環境について考える!
まず静岡市ごみ減量推進課 職員より「プラスチックごみの現状について」の説明が行われました。プラスチックは便利で、私たちの生活には欠かせないものであると同時に、毎年多くのプラスチックゴミが海に捨てられており、そのごみの影響で海が汚れたり、魚がごみを誤飲してしまったりすること。そして、マイクロプラスチックごみを食べた魚を私たち人間が口にしてしまい健康被害につながる恐れがあることなどを学び、子どもたちは、真剣に話を聞いてメモを取っていました。
その後、エスパルスが行っている地域貢献活動や環境への取り組みについての説明を行いました。なぜ、エスパルスが環境教育に取り組んでいるのか児童と考えた後、環境にやさしいプラスチック素材の下敷き、海岸清掃や三保松原の保全への参加、シェアサイクルPULCLEなど、エスパルスが実施している活動を紹介しました。その後、「スタジアムでごみ削減やCO2削減など環境を守るためにできる取組みについて考えよう」をテーマにワークショップを行いました。
「マイバックやマイ水筒を使う」「トイレの水を流しすぎない」など、自分たちにできることを積極的に話し合いました。ほかにも「専用の電車(駅)をつくる」「スタジアムのイスはプラスチックだから、壊さないように丁寧に使う」などユニークなアイデアもでました。子どもたちは、さまざまな視点から、本当にたくさんの取り組みを考えてくれました。最後に、マイクロプラスチックの観察を行い、今日学んだことを、実際に生活で意識して取り入れていくこと、この後の社会の学習につなげていくことを確認し、授業を終えました。
静岡市立森下小学校の皆様、静岡市ごみ減量推進課の皆様、ありがとうございました。