『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し、児童・生徒と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。
「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元プロサッカー選手編)といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。
元プロ選手から学ぶ! プロ選手として長年活躍できた理由
今回の授業は、静岡市立南部5,6年生115名を対象に、清水エスパルス ユース コーチの山本真希が講師となり『エスプラス ~元プロサッカー選手編~』のキャリア教育授業を実施しました。
授業のはじめに、クラブについての概要を紹介した後、山本コーチによる「15年間のプロ生活の中で大切だと思ったこと」「大人になって必要な4つのチカラ」についての講話が行われました。まずは、自己紹介とともに、山本コーチの現役時代の映像を流しました。映像中にはたくさんの山本コーチのゴールシーンがあり、「凄すぎる」「かっこいい」などの声が子どもたちからあがっていました。
次に、15年間のプロ生活の中で大切だと思ったことの話では、「自主性」「チャレンジ」「聞く・素直な心」「自分と向き合う」の4つのキーワードをあげ、ひとつひとつ具体例を挙げたり、現役時代の話を交えたりしながら、わかりやすく説明していきました。その中で、「とにかくやってみることが大事。失敗は悪いことじゃない。」「何事もポジティブにとらえて、何度も何度も繰り返すこと。サッカーも勉強もそれは同じで、何度もやることで覚えていくもの。」と力強く語りました。
最後には、「自分の行動次第で未来が変わる」とスライドで提示し、「ひとつひとつ行動して、ひとつひとつ掴み取っていってください!」と子どもたちに向けて、力強くメッセージを残しました。
質問コーナーでは、南部小の子どもたちはとても積極的で、たくさんの質問があがりました。「サッカーのやりがいはなんですか」「MFで大切なことはなんですか」「サッカーの攻撃と守備でそれぞれ大切なことはなんですか」「エスパルスはJ1に昇格したときどう思いましたか」などサッカーに関する質問もたくさんあり、山本コーチは丁寧に答えていきました。他には「お寿司屋さんではじめに食べるものは?」「好きな食べ物は?」など食に関する質問もありました。
最後に山本コーチから代表児童にサインが贈呈され、授業は終了となりました。
静岡市立南部小学校の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。