7月16日(水)、静岡市立清水桜が丘高等学校の1年生全員237名を対象に、「総合的な探求の時間」の伴走者としてエスパルスの伊達 倫央育成部長兼アカデミーダイレクター、平岡 宏章アカデミーサブダイレクター、ホームタウン事業部の佐々木 寛明が講演を行いました。
伊達部長兼アカデミーダイレクターは「清水エスパルスがこの地域に果たす役割」というテーマで、清水でサッカーが発展した歴史を貴重な資料と共に説明し、Jリーグ発足時に清水エスパルスが10チームの中に選ばれた経緯や1997年の存続危機の際、多くの市民が署名活動をし地元の企業である鈴与株式会社が救ってくれたことなど、エスパルスの歩みについて話しました。「エスパルスがどうしてできたかを知り、エスパルスがこれから地域とどのように関わったらよいか考えてほしい。また皆さんが未来を創りあげる時にエスパルスを活用してください。」と伝えました。
平岡アカデミーサブダイレクターは「タレント発掘と育成と地域貢献」というテーマで、過去のサッカー日本代表に清水・静岡の選手が名を連ねたことを紹介し、育った地域にサッカーで貢献できる意義と、エスパルスでも社会に貢献できる選手、地域を活性化できるスーパースターを育成したいと話しました。佐々木ホームタウン担当は、Jリーグの各クラブがホームタウンで取り組む社会連携活動(シャレン!)の概要と活動について説明。Jリーグクラブ及びエスパルスが複数の協働者とともに、スタッフ、ノウハウ、クラブの発信力・エンタメ力などを使い、社会課題や共通テーマに取り組んでいる例を挙げ、生徒に「では社会連携活動で得られるものとは?」という問いも投げかけました。
この講演を通して皆さんが、清水という地域やプロサッカークラブであるエスパルス、所属する選手・スタッフ、そして社会連携に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
清水エスパルスは継続的に清水桜が丘高校と連携を行っており、12月には、個別テーマ「エスパルスとパートナー企業」、「社会連携活動」を選択した生徒を対象に、より内容を深めた授業を実施予定です。
清水桜が丘高校の先生方、1年生の皆さん、ありがとうございました。